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大学院建築学専攻1年次の西尾依歩紀さんの作品が、第29回ユニオン造形デザイン賞で佳作入賞

大学院工学研究科建築学専攻博士前期課程1年次の西尾依歩紀さん(竹内申一研究室)の作品「溜(タ)め家(イエ) -ため池と共に生きる大きな家の提案-」が、第29回ユニオン造形デザイン賞で佳作入賞を果たしました。

西尾さんの「溜(タ)め家(イエ) -ため池と共に生きる大きな家の提案-」<br>(画像をクリック・タップで詳細をご覧いただけます)

この設計競技は公益財団法人ユニオン造形文化財団が主催するもので、毎年全国から多くの学生が応募するメジャーなコンペティションのうちの一つです。審査員は建築家で京都大学教授の平田晃久氏です。「大きな家」がテーマとなった第29回には180点もの応募があり、西尾さんの作品は10点の入賞作品の中から佳作に選ばれました。授賞式は3月30日に株式会社ユニオン大阪本社で開催されました。

以下、審査員の平田晃久氏の講評文です。

西尾依歩紀さんの「溜(タ)め家(イエ) -ため池と共に生きる大きな家の提案-」なんですが、ため池の水が満ちたり引いたりとか、さまざまな季節によって変わるため池の様相を、上手く生かしながら生きていくような一連の工房も含めた様々な人たちが一緒に住むような、共同体のための家のようなものを非常に丁寧に計画されていました。これは建築的にものすごく単体の建築の在り方が興味深いというよりは、この丁寧さとこの場所の関係というのを緻密に考えている姿勢は、好感をもって見ることができました。

西尾依歩紀さん

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建築学科 竹内申一研究室

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