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プレゼンテーションコンテスト 第1回「私のまちの音風景」を開催し、オンライン発表会を11月12日(土)に実施。金沢市・福井県・青森県など各地の音風景を高校生・大学生が発表
金沢工業大学は、プレゼンテーションコンテスト 第1回「私のまちの音風景」を開催し、オンライン発表会を11月12日(土)に実施しました。
このコンテストは、「私のまちの音風景」について、地域の音風景に関するプレゼンテーションを募集するもので、私のまちに住んでいる人々の自然・生活・歴史・文化・未来などをテーマ「初」と絡めてプレゼンテーションするものです。
発表会では、応募のあった高校生1組と大学生7名が発表しました。発表に先立って行われた主催挨拶では、メディア情報学科 高野佐代子准教授が「一般社団法人石川県古民家再生協会の山多宏さんの話をきっかけに、今回のコンテストを開催することを決めました。このコンテストをきっかけに、身近なものに興味をもち、さらに学びを深めていってほしい」とコンテストの開催趣旨を紹介しました。
発表会は、金沢工業大学 扇が丘キャンパス23号館のパフォーミングスタジオをメイン会場とし、発表者はオンラインで参加し発表を行いました。発表者の発表テーマは「無意識も気づき」「故郷青森の瞬間で切り取った音風景を」「音を訪ねし金沢」などバリエーションに富み、取り上げた「私のまち」も金沢市から石川県、福井県、青森県などがありました。それぞれが注目した音風景もさまざまで、ひがし茶屋街の水琴窟や、青森県の弘前公園、福井駅の音から、夜の室外機、大学祭の唐揚げの音のような身近な音までが挙げられました。プレゼンに際して、録音した音を実際に流す発表者がいたほか、あえて音を流さずプレゼンやオノマトペで音を表現する発表者もいました。審査員からは、高校生・大学生らしい着眼点をもった発表へのコメント、プレゼンテーションを行う上でのアドバイスなどがありました。
審査により、金沢の街の音風景について「音を訪ねし金沢」のテーマで発表したチーム「A・M」が金賞を受賞しました。また、銀賞、銅賞、ベストショット賞、パフォーマンス賞が決まりました。
今回のコンテスト開催を通して、各発表者が身近な空間や故郷の音風景について改めて振り返る・気づく機会となり、バリエーション豊かな音風景を参加者で共有することができました。
【金賞】
チーム名:A・M
赤澤菜摘さん(金沢工業大学 メディア情報学科2年)
宮本佳奈さん(金沢工業大学 メディア情報学科2年)
発表テーマ:「音を訪ねし金沢」
【銀賞】
田中大夢さん(金沢工業大学 情報工学科1年)
発表テーマ:「未来に伝えたい石川の音風景」
【銅賞】
チーム名:チーム藤子(とうこ)
松葉日茉莉さん(福井県立藤島高等学校2年)
森弥生さん(福井県立藤島高等学校1年)
発表テーマ:「福井駅から初めて探し」
【ベストショット賞】
杉澤芽依さん(金沢工業大学 メディア情報学科2年)
発表テーマ:「私のまちの音風景~故郷青森の瞬間で切り取った音風景を~」
【パフォーマンス賞】
米田野乃花さん(金沢工業大学 メディア情報学科2年)
発表テーマ:「無意識も気づき」
【関連リンク】
コンテスト ウェブページ
https://www.kanazawa-it.ac.jp/kitnews/2022/soundscape-contest.html