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プレゼンテーションコンテスト「私のまちの音風景」開催のお知らせ
金沢工業大学は、プレゼンテーションコンテスト「私のまちの音風景」を実施します。「私のまちの音風景」について、地域の音風景に関するプレゼンテーションを募集します。
審査結果
オンライン発表会を11月12日(土)に実施しました。応募のあった高校生1組と大学生7名がコンテストのテーマ「初」に基づき発表し、各賞が決まりました。
【金賞】
チーム名:A・M
赤澤菜摘さん(金沢工業大学 メディア情報学科2年)
宮本佳奈さん(金沢工業大学 メディア情報学科2年)
発表テーマ:「音を訪ねし金沢」
【銀賞】
田中大夢さん(金沢工業大学 情報工学科1年)
発表テーマ:「未来に伝えたい石川の音風景」
【銅賞】
チーム名:チーム藤子(とうこ)
松葉日茉莉さん(福井県立藤島高等学校2年)
森弥生さん(福井県立藤島高等学校1年)
発表テーマ:「福井駅から初めて探し」
【ベストショット賞】
杉澤芽依さん(金沢工業大学 メディア情報学科2年)
発表テーマ:「私のまちの音風景~故郷青森の瞬間で切り取った音風景を~」
【パフォーマンス賞】
米田野乃花さん(金沢工業大学 メディア情報学科2年)
発表テーマ:「無意識も気づき」
オンライン発表会
日時:令和4年11月12日(土)13:30~16:30
発表:オンライン
審査員会場:金沢工業大学(〒921-8501 石川県野々市市扇が丘7-1)
プログラム
13:00 発表者受付
13:30 開会の辞 総合司会 金沢工業大学 建築学科 土田義郎教授
主催挨拶 金沢工業大学 メディア情報学科 高野佐代子准教授
共催挨拶 福井大学 森幹男准教授(音響学会北支部 支部長)
協賛挨拶 金沢工業大学 建築学科 土田義郎教授(サウンドスケープ協会理事長)
13:40 審査員紹介
13:45 審査委員長よりルール説明
13:50 発表者プレゼン(前半4チーム)
14:30 休憩
14:35 発表者プレゼン(後半4チーム)
15:15 休憩・審査集計
15:45 審査公表・審査発表(賞状と副賞は、後日発送)
16:00 閉会の辞(ハイブリッド記念撮影)
16:30 終了
プレゼンテーションコンテスト 第1回「私のまちの音風景」募集要項
2022年9月吉日
2022年10月24日改定
未来を担う若い方々へ
SDGsという言葉が広く受け入れられる時代になってきました。SDGsで示される環境の問題も実は身近な風景の中に感じる美しさ、楽しさ、なつかしさといった感受性があってこそ自分自身の問題としてとらえることができるものです。音風景(サウンドスケープ)とは、環境の中の音を風景としてとらえることです。その時、きれいな音だけが音風景というわけではありません。音自体の良しあしではなく、その音が持つ意味が大事になります。私たちの環境には様々な音が存在しますが、社会に対する切り口の一つが音風景なのです。
今回、地域の若い人々に、地域の環境に意識を向けてもらうための試みとして「私のまちの音風景」のプレゼンテーションコンテストを実施します。特にこのコロナ禍で様々な活動が制約を受ける中ということもあり、オンラインでの発表会という形で、広く参加者を募集します。積極的な参加をお待ちしております。
■本年のテーマ「初」
「初」を今回のキーワードにいたします。これはこの試み自体が初めてのものという意味があります。皆さんは「初」という文字を目にした時、何を思い浮かべますか。特に、音風景とかかわるものは何かありますでしょうか。「私のまちの音風景」について、そこに住んでいる人々の自然・生活・歴史・文化・未来などを「初」と絡めて表現してください。参加1チームのスライドは5枚までとし、最低2枚は写真のみ、他の3枚は自由(画像、文字、絵、イラスト、音声、動画、加工を含む写真も可)としてください。1枚は本年のテーマに沿った作品とし、その他は自由とします。
■対象と応募資格
全国の高等学校に在籍する高校生(高等専門学校、職業能力開発校等の生徒も含みます)および大学1~2年生。全日制・定時制は問いません。団体参加の場合は、1チーム3~5名とします。
個人での参加も可能とします。
■応募方法
下記の申込フォームから申し込んでください。各自の高校・高専および大学の名称、学科、学年、氏名、(団体の場合はチーム名)を明記してください。発表当日、オンラインで画面共有してプレゼン資料を提示してください。
※申し込みは終了しました。
開催日時:11月12日(土)13:30~
接続確認のリハーサルを11月5日(土)13:00~15:00に行います。このとき作品はできていなくても構いません。
発表:オンライン(Zoom)
審査会場:金沢工業大学
エントリー締切:10月21日(金) 11月4日(金) ※締切期間を延長しました。
主催:金沢工業大学
共催:日本音響学会北陸支部
協賛:日本サウンドスケープ協会
連絡先:プレゼンテーションコンテスト事務局 soundpr@mlist.kanazawa-it.ac.jp
※作品について
作品は自ら撮影した画像・音を用いたオリジナル作品に限ります。他のコンテストなどへ出品も入選もしていないものとします。入賞後、1点でも既発表であった、あるいは類似するものがあったと判断された場合、入賞を取り消すことがあります。
注1)ルール
写真についてはフリー素材であっても利用は禁止します。補助的な素材についてはイラストなどのフリー素材を使用してもかまいません。
注2)著作権
著作物は主催の金沢工業大学に帰属します。また、共催となる学会の他のメディアにおいて公開されることがあります。音楽および歌、その他の著作権の存在するものは利用を禁止します。人物を撮影する場合は、肖像権が承諾されているものとしてください。
■審査基準
①審査評価基準として、発表資料、発表内容、発表態度などが審査されます(写真コンテストではありません)。
②地域において過去から未来に伝えるのにふさわしいプレゼンとしてください。
■発表
発表順は受付後に抽選します。発表の制限時間は、4分30秒以上5分以内です(少なくてもオーバーでも減点対象となります)。発表当日、オンラインで画面共有でプレゼン資料を提示してください。また発表者はカメラONをお勧めします(失格にはなりません)。
注3)スライド作成ソフト(パワーポイントなど)、もしくはビデオの作成は、発表者が責任を持って行ってください。発表時のスライドの切り替え操作等はチームで行ってください。
注4)発表時のオンライン環境については、インターネット回線が良好なところでお繋ぎください。事前に接続テストを行います。
注5) 各自での録画はご遠慮ください。ホスト側で録画を行い、優秀作品についてはコンテスト後にネット上に公開いたします。参加校には限定公開で全編の録画データを共有いたします。
■全国大会
本年度、全国大会は予定しておりません。
■「私のまちの音風景実行委員会」
金沢工業大学建築学科 教授 土田義郎(日本サウンドスケープ協会 理事長)
金沢工業大学メディア情報学科 准教授 高野佐代子(日本音響学会北陸支部 幹事)
一般社団法人石川県古民家再生協会 代表理事 山多宏(民家の甲子園 石川県大会開催)
■会場
審査員は指定場所において集合し、プレゼン配信をライブで視聴します。
ただしコロナ等で学外の審査員が金沢工業大学施設を利用できない場合、周辺の一般施設を利用する。さらにその利用も困難な場合、完全オンラインにより開催いたします。
■審査員
山多宏(一般社団法人石川県古民家再生協会 代表理事)
長山恵子(金沢工業大学教授:リーダーシップ・プレゼンテーション)
迎崇(石川県在住プロ写真家)
長塚全(歌手・俳優、演技等プロボイストレーナー)
高野佐代子(金沢工業大学准教授:マルチメディアコミュニケーション研究室)
■賞
参加賞全員
金賞・銀賞・銅賞 その他個人賞を予定
副賞:金賞(1万円分図書カード)、銀賞(5000円分)、銅賞(2000円分)
プレゼンテーション サンプル
FAQ
Q1.メンバー以外の人に協力してもらっても構いませんか?
A1.アドバイスは構いませんが、代理で写真を撮ったり、文章を考えたりするのはNGです。
Q2.目的としては「いい音を探す」ということでしょうか?
A2.音そのものの良しあしではありません。自然や生活の豊かさ・美しさなどがどのように表れているかをとらえてください。地域にとっての意味や自分がどう解釈したかも大事ですね。
Q3.スライドはどうやって作ればいいのでしょうか?
A3.パワーポイントのようなアプリを使うと容易につくることができますが、ワードのようなもので作っても構いません。最終的にはPDFにするとレイアウトの乱れもなく、たいていの人が見ることができるようになります。
Q4.写真はデジカメで撮影したものに限られますか?
A4.どのような機材を使用しても構いません。スマホで撮ったものでも、フィルムカメラで撮ったものをスキャンしたものでも構いません。
Q5.写真を加工してもいいですか?
A5.コントラストや彩度の調整、トリミングは構いません。それ以上の大幅な変形や修正はNGとします。
Q6.高校単位で参加する場合、メンバーは全員同じ学年でないとだめですか?
A6.同じ学校が前提ですが、異なる学年のメンバーも可能です。
Q7.プレゼンはチームメンバーが別々の端末から参加して行うのでしょうか?
A7.発表は1台の端末を用いてプレゼンを行ってください。
Q8.オンラインのプレゼンの経験がないのですが、練習を行うことはできますか?
A8.本番と同じやり方での公式の練習日を設けます。時間は限られていますので、接続方法、画面共有の方法、見え方のチェックなどを行うだけとなります。じっくりと練習したいときには各自で類似の環境を作成して行ってください。Zoomは無料版でもほぼ同等のことができます。
Q9.プレゼンの時はカメラをオンにする必要はありますか?
A9.発表者(チーム)はカメラONをお勧めします。ただし、OFFでも直ちに失格にはなりません。