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金沢工業大学の学生が「第2回木の文化都市・金沢ミライまちづくり学生提案事業」公開プレゼンテーションで最優秀賞を受賞

10月8日(土)に開催された「第2回木の文化都市・金沢ミライまちづくり学生提案事業」公開プレゼンテーション(金沢市主催)で、学生団体SNOUに所属する金沢工業大学建築学科の学生(大窪竜樹さん、黒木日和さん、小野木香歩さん、太田隼乃介さん、松浦瑞歩さん)の提案『まちのりを豊かに』が最優秀賞を受賞しました。

金沢市相川副市長と最優秀賞受賞の金沢工業大学学生(学生団体SNOU)

最優秀賞に選ばれた『まちのりを豊かに』は、金沢市内に設置されている公共シェアサイクルサービス「まちのり」をより豊かにするために、“木“を用いたコミュニティポートを提案。目指したのは、自転車を乗るためだけではない場所をつくることで、まちのりの利用効率向上を実現し、観光客と地域住民をつなげ、まちのりと共に金沢市も発展していくことです。現在、まちのりが設置されている「しいのき迎賓館・玉泉院丸庭園ポート」と「長町ポート」に“木“を用いた新たな休憩所を併設し、市民や観光客が立ち寄ることができるような空間づくりを発表しました。金沢市内に点在する身近なまちのりポートに着眼したことやポートの木質化は実現性が高く、学生のアイデアをもとに行政と民間が協働でトライアルしていくという当事業の趣旨にマッチすることなどが高く評価されました。

提案したコミュニティポート①「しいのきのろうか」 しいのき迎賓館・玉泉院丸庭園ポート設置イメージ

提案したコミュニティポート②「ゼロ距離」 長町ポート設置イメージ

金沢市「木の文化都市・金沢ミライまちづくり学生提案事業」について

「木の文化都市・金沢ミライまちづくり学生提案事業」は、金沢で建築・デザインを学ぶ学生達にとって、将来の「金沢のまちづくり」に携わる建築家を目指すきっかけとなるよう、行政と協働して実際のまちづくりに参加する機会を創出するとともに、今後のまちづくりに新しい発想を活かしていくことを目的に、金沢市が2021年度よりスタートしたものです。第2回の募集テーマは第1回に引き続き「“木”を取り入れた公共デザイン」とし、まちなかの公共空間や地域コミュニティなどの生活空間に学生の想像力で“木”を取り入れ、憩いや賑わいの創出につながる新たなまちづくりのアイデアを募集しました。「第1回木の文化都市・金沢ミライまちづくり学生提案事業」公開プレゼンテーションでは、金沢工業大学建築学科・宮下研究室の2チームが最優秀賞と優秀賞を受賞しています。

金沢市「木の文化都市・金沢ミライまちづくり」学生提案事業

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