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DK art cafeプロジェクトが、コロナ禍で多くのイベントが中止になった小学校6年生を元気づけるため、粟崎小学校でプロジェクションアート投影会「卒業おめでとう!粟崎小6年生」を開催

金沢工業大学の学生による「地方創生・DK art cafeプロジェクト」(プロジェクトリーダー 経営情報学科2年次 山岸功治さん、他メンバー48名)は、小学生向けのイベントとして3月19日に粟崎小学校でプロジェクションアート投影会「卒業おめでとう!粟崎小6年生」を開催しました。

「地方創生・DK art cafeプロジェクト」は、金沢工業大学の特色ある課外活動「KITオナーズプログラム」の一つで学生の専門知識を活かしたデジタルテクノロジー&マーケティングによる地域活性化事業の企画・運営に取り組んでいます。

今回の取り組みは、コロナ禍で楽しみにしていた多くのイベントが中止になってしまった金沢市立粟崎小学校6年生を最後に元気づけて華やかに送り出したいと願う粟崎小学校PTA・教員の皆さんと、その気持ちに賛同したDK art caféプロジェクトとの協力により実現しました。

投影会では、粟崎小学校校舎などの思い出の写真や、下級生が習字で書いた6年生一人一人の名前や6年生の好きな漢字などの写真を合成利用し、卒業生へのメッセージを含めた映像を複数台のプロジェクターで粟崎小学校の体育館の内壁全体に映し出しました。金沢市の小学生にデジタルアートの素晴らしさを実感してもらう目的に加え、金沢工業大学がめざすSociety5.0における世代を超えた新しい地域交流例の創出の試みとなりました。

今回の投影会の企画・運営によって、新型コロナウィルスの影響が続く中でも継続的に地域活動、イベントを実施できるようにするためには、本学で学習するデジタルテクノロジーに加えて地域社会や関係者のニーズの把握と環境に合わせた創意工夫による協働が必要であることを、プロジェクトメンバーの学生は学びました。投影会は好評で参加者からたくさんの感謝の言葉を頂くことができました。

自身の習字作品を見る卒業生(金沢市立粟崎小学校体育館にて)

「卒業おめでとう」メッセージを見る卒業生

映像の準備を行う山岸タスクリーダーら

本イベント関係者

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