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経営情報学科の稲垣寛人さんと田邊康太さんが「第10回スポーツデータ解析コンペティション」で入賞

経営情報学科4年の稲垣寛人さん(石原研究室)と同3年の田邊康太さんが、日本統計学会スポーツ統計分科会主催の「第10回スポーツデータ解析コンペティション」の野球部門で入賞しました。

第10回スポーツデータ解析コンペティションは、日本統計学会スポーツ統計分科会主催で「情報・システム研究機構 統計数理研究所 医療健康データ科学研究センター」の支援および「データスタジアム株式会社」からのスポーツデータ提供を受けて開催されました。

稲垣さん・田邊さんは大阪府立大学・森田研究室、大東文化大学・白井研究室との共同研究で「日本プロ野球における戦術的行動を反映したD'Esopo-Lefkowitzモデルの改良」に取り組みました。野球で常識化した打順の考え方を検証するため、得点に影響する要因を考慮して実際の得点結果に近いモンテカルロシミュレーションモデルを作成しました。社会における意思決定はしばしば現場経験による直感でされることが多いですが、本取り組みは成果に影響する要因を丁寧に見直しその効果を検証すべき、との問題意識から本モデルの改良に取り組みました。

なお、本コンペには97チームが応募し、稲垣さん・田邊さんらは22チームに選抜され、2020年12月26日(土)・27日(日)にオンライン開催された審査会で口頭発表を行ないました。

また、稲垣さんは2月27日に開催された「経営情報学会第16回学生論文発表会」でもこの成果について発表し、論文賞を受賞しました。

稲垣寛人さん(左)と田邊康太さん

【関連リンク】

第10回スポーツデータ解析コンペティション 審査結果

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