記事詳細

一週間で被験者全員のコラーゲン密度が上昇。酒風呂入浴と日本酒の旨味成分α-EGで調理した食事摂取で速効性と継続性が明らかに。金沢工業大学白山麓キャンパス 比咩の湯での実証実験結果

酒風呂への入浴と日本酒に含まれる旨味成分α-EGで調理した食事摂取を6日間続けると、被験者全員のコラーゲン密度が上昇し、また50%以上が肌効果を実感したことが、金沢工業大学白山麓キャンパス比咩の湯(ひめのゆ)で行った実証実験で明らかになりました。

この実験は、比咩の湯を委託運営する米沢電気工事株式会社が、金沢工業大学バイオ・化学部応用バイオ学科 尾関健二教授の指導を受けて行ったものです。

米沢電気工事株式会社は、電気工事全般の施工をはじめ、電気設備メンテナンスサービスを展開し、また、温浴施設や自動車販売、タクシー営業など多種多彩な事業を地域で展開する米沢電気グループの中核企業として活動しています。その一環として学生らの教育研究の取組みと地域の交流拠点である比咩の湯の委託運営をしています。

実験では普段からの日本酒飲用の有無にかかわらず、1週間でコラーゲンの増加効果が現れたという速効性と、その後もコラーゲン密度が維持する継続性を確認。日本酒が飲めない方も、α-EGを高含有する調味料を使った食事の摂取で効果が期待できることもわかりました。尾関研究室では2017年9月、日本酒の旨味成分α-EGが皮膚真皮層のコラーゲン量を増やすことを世界で初めて学術的に実証しています。このたびの実験は、酒風呂入浴とα-EGで調理された食事を1週間楽しむことでコラーゲン密度が上昇することを明らかにしたもので、話題を集めそうです。

当実証実験の内容

当実証実験は2020年1月24日から2月10日の期間で、金沢工業大学白山麓キャンパス内の比咩の湯(ひめのゆ)において、被験者9名(30-60代:男性5名、女性4名)を対象に、米沢電気工事株式会社が実施しました。

実証実験が行われた金沢工業大学白山麓キャンパス比咩の湯(石川県白山市瀬戸辰3-1)

酒風呂試験は、浴槽500リットルに「すっぴん 酒風呂専用・原液 純米」を500ミリリットル(1/1000量)入れ、約5分から10分程度の入浴を6日間行いました。

食事試験では、米沢電気工事株式会社が試作・提供したメニューを六日間摂取しました。このメニューでは、尾関研究室 柳田茉子さん(博士前期課程1年生)らが考案したα-EG高含有量みりん(α-EG 3.1%)を, 40~80ミリリットル調理に使用しています。

メニューは以下のとおりです。

1月24日 山菜そば(α-EG 1240mg)

1月25日 なめこ丼(α-EG 1240mg)

1月26日 おろしそば、鶏のうま煮(α-EG 2480mg)

1月27日 なめこあんかけ、チャーハン(α-EG 1240mg)

1月28日 鶏のうま煮、なめこの味噌汁(α-EG 2480mg)

1月29日 卵あんかけうどん(α-EG 1240mg)

コラーゲンの測定は、皮膚の超音波画像を描出し、コラーゲン値を測定する装置(DERMA LAB COMBO)を用い、食事摂取の開始日から週単位で計測しました。

その結果、9名の平均で、0週目と比較して1週目で12ポイント、2週目で13ポイント、コラーゲンが有意に上昇し、普段からの日本酒飲用の有無にかかわらず、食事からのα-EGの摂取でのコラーゲンの増加効果の速効性と、終了後もコラーゲンスコアが維持する継続性が確認できました。

また被験者に行ったアンケートでは、「6日間を通して肌の変化を実感できましたか?」の質問に50%以上が肌効果を実感したと回答。普段から日本酒を飲まない方には調理に α-EGを高含有する調味料を使った食事の摂取での効果が期待できることもわかりました。

尾関教授は「この実験結果が日本酒復権につながることを期待しています。日本酒を召し上がらない方はぜひ日本酒由来の旨味成分α-EGを使った食事を楽しんでください。同様の効果が期待されます」と語っています。

今後は、この試験結果を踏まえて関連の商品開発を進め、比咩の湯、株式会社学侑社を通じて大学の食堂などで、α-EG入りのみりんを使用した食事メニューの提供することを検討しています。

関連記事

世界初。金沢工業大学尾関健二研究室と株式会社車多酒造の研究グループが、日本酒の旨味成分「α-EG」が皮膚真皮層のコラーゲン量を増やすことを学術的に実証。適量で数週間にわたって肌にハリ。年配層の女性に効果が大きいことも判明(2017.9.13)

【世界初】甘酒を飲んで、便通改善、コレステロール低減、肥満抑制。応用バイオ学科尾関研究室が企業との共同研究で学術的に初めて実証(2018.4.11)

関連ページ

金沢工業大学研究室ガイド 応用バイオ学科 尾関健二 研究室

酒風呂への入浴と日本酒に含まれる旨味成分α-EGで調理した食事摂取を6日間続けると、被験者全員のコラーゲン密度が上昇し、また50%以上が肌効果を実感したことが、金沢工業大学白山麓キャンパス比咩の湯(ひめのゆ)で行った実証実験で明らかになりました。

この実験は、比咩の湯を委託運営する米沢電気工事株式会社が、金沢工業大学バイオ・化学部応用バイオ学科 尾関健二教授の指導を受けて行ったものです。

米沢電気工事株式会社は、電気工事全般の施工をはじめ、電気設備メンテナンスサービスを展開し、また、温浴施設や自動車販売、タクシー営業など多種多彩な事業を地域で展開する米沢電気グループの中核企業として活動しています。その一環として学生らの教育研究の取組みと地域の交流拠点である比咩の湯の委託運営をしています。

実験では普段からの日本酒飲用の有無にかかわらず、1週間でコラーゲンの増加効果が現れたという速効性と、その後もコラーゲン密度が維持する継続性を確認。日本酒が飲めない方も、α-EGを高含有する調味料を使った食事の摂取で効果が期待できることもわかりました。尾関研究室では2017年9月、日本酒の旨味成分α-EGが皮膚真皮層のコラーゲン量を増やすことを世界で初めて学術的に実証しています。このたびの実験は、酒風呂入浴とα-EGで調理された食事を1週間楽しむことでコラーゲン密度が上昇することを明らかにしたもので、話題を集めそうです。

当実証実験の内容

当実証実験は2020年1月24日から2月10日の期間で、金沢工業大学白山麓キャンパス内の比咩の湯(ひめのゆ)において、被験者9名(30-60代:男性5名、女性4名)を対象に、米沢電気工事株式会社が実施しました。

実証実験が行われた金沢工業大学白山麓キャンパス比咩の湯(石川県白山市瀬戸辰3-1)

酒風呂試験は、浴槽500リットルに「すっぴん 酒風呂専用・原液 純米」を500ミリリットル(1/1000量)入れ、約5分から10分程度の入浴を6日間行いました。

食事試験では、米沢電気工事株式会社が試作・提供したメニューを六日間摂取しました。このメニューでは、尾関研究室 柳田茉子さん(博士前期課程1年生)らが考案したα-EG高含有量みりん(α-EG 3.1%)を, 40~80ミリリットル調理に使用しています。

メニューは以下のとおりです。

1月24日 山菜そば(α-EG 1240mg)

1月25日 なめこ丼(α-EG 1240mg)

1月26日 おろしそば、鶏のうま煮(α-EG 2480mg)

1月27日 なめこあんかけ、チャーハン(α-EG 1240mg)

1月28日 鶏のうま煮、なめこの味噌汁(α-EG 2480mg)

1月29日 卵あんかけうどん(α-EG 1240mg)

コラーゲンの測定は、皮膚の超音波画像を描出し、コラーゲン値を測定する装置(DERMA LAB COMBO)を用い、食事摂取の開始日から週単位で計測しました。

その結果、9名の平均で、0週目と比較して1週目で12ポイント、2週目で13ポイント、コラーゲンが有意に上昇し、普段からの日本酒飲用の有無にかかわらず、食事からのα-EGの摂取でのコラーゲンの増加効果の速効性と、終了後もコラーゲンスコアが維持する継続性が確認できました。

また被験者に行ったアンケートでは、「6日間を通して肌の変化を実感できましたか?」の質問に50%以上が肌効果を実感したと回答。普段から日本酒を飲まない方には調理に α-EGを高含有する調味料を使った食事の摂取での効果が期待できることもわかりました。

尾関教授は「この実験結果が日本酒復権につながることを期待しています。日本酒を召し上がらない方はぜひ日本酒由来の旨味成分α-EGを使った食事を楽しんでください。同様の効果が期待されます」と語っています。

今後は、この試験結果を踏まえて関連の商品開発を進め、比咩の湯、株式会社学侑社を通じて大学の食堂などで、α-EG入りのみりんを使用した食事メニューの提供することを検討しています。

関連記事

世界初。金沢工業大学尾関健二研究室と株式会社車多酒造の研究グループが、日本酒の旨味成分「α-EG」が皮膚真皮層のコラーゲン量を増やすことを学術的に実証。適量で数週間にわたって肌にハリ。年配層の女性に効果が大きいことも判明(2017.9.13)

【世界初】甘酒を飲んで、便通改善、コレステロール低減、肥満抑制。応用バイオ学科尾関研究室が企業との共同研究で学術的に初めて実証(2018.4.11)

関連ページ

金沢工業大学研究室ガイド 応用バイオ学科 尾関健二 研究室

KIT金沢工業大学

  • Hi-Service Japan 300
  • JIHEE
  • JUAA
  • SDGs

KIT(ケイアイティ)は金沢工業大学のブランドネームです。

Copyright © Kanazawa Institute of Technology. All Rights Reserved.