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写真で観る[世界を変えた書物]展 福岡展

ガリレオ・ガリレイ「星界の報告」、ヴェネツィア、1610年、初版

金沢工業大学では[世界を変えた書物]福岡展を9月13日(金)から9月29日(日)まで福岡 JR九州ホールで開催し、26,609人が来場しました。


[世界を変えた書物]展は、「工学の曙文庫」の稀覯書コレクションの一端を、中・高校生も含めた市民の皆様に広くご覧いただこうと企画したもので、展示プランは建築学部の宮下智裕准教授と研究室の学生たちが担当してきました。これまでに金沢21世紀美術館(2012年)と名古屋市科学館(2013年)、グランフロント大阪(2015年)、上野の森美術館(2018年)で開催し、およそ17万人の方々にご覧いただいています。


2018年上野の森美術館で開催された東京展では、日本科学技術ジャーナリスト会議(JASTJ、佐藤年緒会長)が科学技術に関する報道や出版、映像などで優れた成果をあげた人や団体を表彰する「科学ジャーナリスト賞2019年大賞」を展覧会として初めて受賞しています。


今回展示した稀覯書は、コペルニクス『天球の回転について』、ガリレオ『星界の報告』、ニュートン『プリンキピア』、アインシュタイン『一般相対性理論の基礎』など132冊です。


ロビーエリア


圧倒する「知の壁」。ライブラリーセンターから3500冊の本を持ち込んだ


アインシュタインの自筆研究ノートも間近に観ることができる


「知の森」には90冊の稀覯書を展示



アイザック・ニュートン「自然哲学の数学的原理(プリンキピア)」、ロンドン、1687年、初版


中央に置かれたモニュメントは書物の関連性を3次元で表現


知の連鎖マップ


福岡特別出展として、ダーウィン『種の起源』(写真右上)やNASA『アポロ11号任務記録(月着陸交信記録)、月面への第一歩』なども展示


来場者が実際に手に取って閲覧できるように稀覯書8冊のレプリカ本展示コーナーも設置


知の形


出口には撮影スポットとして巨大な本棚も置かれた



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[世界を変えた書物]展 特設サイト

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