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神宮研究室(感性工学)が学内献血をテーマに、エスカレーターベルト装飾の広告効果に関する社会実装研究を実施。令和元年5月に扇が丘キャンパス23号館で

金沢工業大学 情報フロンティア学部 心理情報学科 神宮英夫教授の研究室(専門:感性工学)では、このたび、学内献血をテーマに、広告媒体の効果を明らかにする研究を始めます。広告媒体には株式会社フジサワ・コーポレーション(東京都豊島区)のエスカレーターベルト装飾「デコベルト」(商標番号 第5600389号)を使用し、同社との産学連携による社会実装研究として実施します。

金沢工業大学では学友会学生健康委員会が石川県赤十字血液センターと連携して年間10回程度学内献血を行い、平成30年度は16年連続となる献血者1,000名を達成しています。

研究では献血会場となる23号館1階のエスカレータのベルトに「あなたの献血でつなぐ命 5/22 WED & 6/19 WED」の広告シールを設置。連休明け2週間でエスカレータに乗った人が、デコベルトをどの程度見て、5月22日(水)に行われる献血に参加したかを、アンケートや眼球運動解析システムにより検証します。

これによりデコベルトにどのような広告効果があり、実際の購買行動にどの程度影響を持っているか明らかにします。また6月19日(水)の献血に向けて継続して設置することで、広告の継続的効果についても明らかにする予定です。

神宮研究室は人の心を動かす製品開発をめざし、「紙おむつから自動車まで」の身近な商品について、心理学や感性工学の立場から企業との共同研究を実施しています。今回の効果検証の結果から問題点を明らかにし、後学期の研究活動につなげていく考えです。

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