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AIが専門の松井教授とCM総合研究所が共同研究を開始。AIを用いてテレビCMのビッグデータを解析、CMの効果に関して精度の高い分析を目指す

情報工学科 松井くにお教授の研究室(専門: 自然言語処理、情報検索、情報分析等の人工知能に関する研究開発)では、CM総合研究所(東京都港区 代表・関根心太郎)とテレビCMに関する共同研究を開始しました。

CM総合研究所では「CM好感度調査」を1989年1月より行っています。東西キー局、BS局で放送されるテレビCMをすべて採集・保存し、今日まで87万点余のCM作品の映像、放送開始日、広告主名、商品名、情景、楽曲名、画面文字、タレント名、出稿状況などの詳細データを「ビッグデータ」として蓄積しています。

共同研究では、このビッグデータをAIの一分野である「自然言語処理」や「機械学習」を用いて解析。CM効果と消費者反応に関して精度の高い情報の提供やコンサルティングに活かしていく考えです。

共同研究ではCM総合研究所が保有するテレビCMのビッグデータを活用。 ※本サービスは広告業界の発展に貢献するためのものであり、関係者限定です。

【自然言語処理とは】

人間が日常的に使っている言語をコンピュータに処理させるAIの一分野。形態素解析、構文解析、文脈解析、意味解析などがある。

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