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扇が丘キャンパス8号館にアートラウンジ設置

金沢工業大学では扇が丘キャンパス8号館講義棟に9月15日(木)、理工学を学ぶ学生にアートを身近に親しんでもらうため、芸術作品を常設した「アートラウンジ」を設置しました。

8号館の吹き抜け空間には細いステンレスワイヤーを針で縫った熊井恭子氏の作品 「Air 2016」が浮かび、1階フロアには梶本良衛氏の木彫刻「夕立」とアルミで作られた中村ミナト氏のオブジェ「Level 89」が置かれています。

ステンレス、木材、アルミという日常的に工業製品で使われている素材も、手を加えるとアート作品となる…これから求められる付加価値の高いものづくりのヒントになるかもしれません。

■ 「Air 2016」

作者 熊井恭子氏

第13回スイスローザンヌ国際タペストリービエンナーレ(1987)

ニューヨーク近代美術館個展「プロジェクト28」(1991) など

美術館収蔵;ニューヨーク近代美術館、ボストン美術館、ロンドン科学博物館、東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、その他

■ 「夕立」

作者 梶本良衛氏

金沢美術工芸大学彫刻科卒業(1974)

新制作展 新作家賞受賞 ,国際彫刻シンポジウム フエ・ベトナム2002など

■ 「Level 89」

作者 中村ミナト氏

湘南ひらつか野外彫刻展/大賞受賞(1993)、第17回現代日本彫刻展招待出品/宇部 (1997)、CONTAINER96 Art Across Oceans/コペンハーゲン (1996)、東日本-彫刻 Sculptors of Eastern Japan/東京ステーションギャラリー (2002)、ガレリア画廊個展/石川・白山 (2012)、東京国立近代美術館工芸館個展(2015)

また1階フロアの壁面には非常勤講師として絵画、デザイン等を担当されてきた三浦泉氏(金沢美術工芸大学大学院修了、日展(特選)、文化庁現代美術選抜展など)、南城守氏(奈良県立美術館学芸課長)、田井淳氏(金沢美術工芸大学油絵科卒、独立展独立賞受賞、安井賞展、昭和会展、文化庁現代美術選抜展など)の絵画が展示されています。

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