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KITが申請した「ICT・IoT・AIの先端技術を活用して新たな里山都市を創生する大学」が文部科学省「私立大学研究ブランディング事業」に選定

 文部科学省は「平成28年度私立大学研究ブランディング事業」支援対象校の選定結果を平成28年11月22日に発表し、金沢工業大学が申請した「ICT・IoT・AIの先端技術を活用して新たな里山都市を創生する大学」が選定されました。
「平成28年度私立大学研究ブランディング事業」には全国の私立大学・短期大学から198校が申請し、選定されたのは40校でした。



【「ICT・IoT・AIの先端技術を活用して新たな里山都市を創生する大学」の概要】

金沢工業大学では2016年4月より、イノベーション創出を可能にする「世代・分野・文化を超えた共創教育研究」を推進しています。

そしてイノベーション創出を支援するため、世代・分野・文化を超えた共創教育研究拠点として、平成29年に白山市中山間部に新たに建設する金沢工大学園白山キャンパスに研究機能の一部移転を計画しています。


これは、既存の経済圏に捉われず、大都市から一線を画した場所で、未来志向に基づいた新たな都市を創造できる環境こそがイノベーションを創出するために最も効果的であると考えたからです。

また、都市消滅という危機的な状況を打開するためには、人々の豊かな生活を支える自然や街・コミュニティといった重要な里山の機能を保ちつつ、地域防災・エネルギー・教育・福祉・医療・産業振興といった分野におけるライフスタイルを変革し、安心・安全の暮らしを実現することが過疎地域に求められています。

これらを踏まえ、地方都市におけるイノベーション創出及びライフスタイル変革のフィールドとなる新たな街を「里山都市」として位置づけ、ICT・IoT・AIの先端技術を基盤とし、理工系要素技術を融合した横断型研究によりイノベーションを創生する研究所を新たに創設します。
*ICT  Information and Communication Technology(情報通信技術)
*IoT  Internet of Things(モノのインターネット)
*AI  Artificial Intelligence(人工知能)

その上で「里山都市」において産業界・自治体とともに産学連携型研究を進めることで、地域防災・エネルギー・教育・福祉・医療・産業振興の面から地方創生イノベーションの実現と社会への発信を行います。



建設中の金沢工大学園白山キャンパス
(写真奥)薄茶色の建物(旧かんぽの郷白山尾口)はKITイノベーションハブ(仮称)
(写真手前)平成30年完成に向けて建設中の併設校・金沢高専の白山キャンパス

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