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柔道部が全日本理工科学生柔道優勝大会に初出場、初優勝の快挙

全国の理工系大学・学科の柔道部(25大学29チーム)が集う第55回全日本理工科学生柔道優勝大会が2014年6月29日に東京・講道館で行われ、当大会初出場の金沢工業大学柔道部が初優勝の快挙を成し遂げました。

    

試合は5人制の団体戦で行われました。

金沢工業大学は1回戦、群馬大学工学部と対戦し4対1、2回戦は筑波大学理工系と対戦し5対0で危なげなく駒を進めました。

 

続く準々決勝で金沢工業大学は芝浦工業大学と対戦しました。

金沢工業大学は2対0から2対2に追いつかれましたが、大将戦で一本勝ちし、3対2で勝利、準決勝へ駒を進めました。

 

準決勝は東海大学理工学部との対戦となりました。

東海大学理工学部は前年度優勝校の日本大学生産工学部に接戦の末、勝利した強豪です。

金沢工業大学は東海大学理工学部から2点先取するも2点を奪われるという大接戦となりましたが、大将戦で勝利し、決勝戦に進出しました。

 

決勝戦は過去41回出場、そのうち優勝7回・準優勝6回・3位8回という圧倒的な実績を持つ日本大学工学部との対戦となりました。

決勝は今までの展開とは打って変わり、金沢工業大学は先鋒が優勢負け、次鋒が引き分け、中堅が一本負けと、2人を残し、2点のビハインドとなりました。

金沢工業大学が勝利するには2人が勝つというだけでなく、(1)2人が一本勝ちするか、(2)1人が一本勝ち、1人が技のポイントで優勢勝ちし、代表戦で勝利する、といったかなり厳しい状況となりましたが、副将が一本勝ちし、その勢いのまま大将が一本勝ちし、逆転勝利で、見事、初優勝を決めました。

 

また個人戦でも弐段部門で機械工学科4年の伊藤江平さんが優勝、ロボティクス学科1年の矢永光太郎さんが3位、無段部門で建築学科1年の南地翔哉さんが準優勝し、大健闘をみせました。

 

 

今回の優勝は理工系大学の中での日本一ではありますが、練習時間の確保が難しい理工系大学でも、文系大学に負けじと練習を重ねてきた努力が報われたもので、部員一同大変大きな自信となりました。

 

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