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世界レベルの工学教育を推進するCDIOイニシアチブのアジア地域会議を、日本で初めて開催

金沢工業大学は世界レベルの工学教育を推進するCDIOイニシアチブのアジア地域会議を日本で初めて3月24日(月)から26日(水)までの3日間、金沢工業大学扇が丘キャンパスで開催します。

 

「CDIOイニシアチブ」は米国のマサチューセッツ工科大学(MIT)とスウェーデンの3大学が2000年に始めた工学教育改革のための仕組みです。

 

「CDIO」はConceive(考えだす)、Design(設計する)、Implement(行動する)、Operate(操作・運営する)のことです。

 

従来から行われてきた知識偏重の教育をあらため、「工学の基礎となるサイエンス」と「実践・スキル」のバランスを重視した質の高い教育を目指すもので、世界を代表する100以上の大学・高等教育機関が参加し、工学教育の事実上の国際標準となっています。

 

金沢工業大学はこの「CDIOイニシアチブ」に2011年6月、日本の大学では初めて加盟しています。

 

開催期間中は「CDIOイニシアチブ」の創設者の一人であるスウェーデン・チャルマース工科大学教授のヨハン・マルムクイスト氏、文部科学省文部科学審議官の板東久美子氏、三菱電機株式会社常務執行役開発本部長の堤和彦氏の基調講演や、事例紹介、ワークショップなどを予定しており、次世代のイノベーションを担うグローバル人材をどのように育成していくか、活発な議論を行います。

 

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