8月13日(木)~15日(土)に秋田県能代市で開催された「第11回能代宇宙イベント」の「缶サットフライバック競技」に参加しました。この競技では、缶サット(超小型模擬人工衛星)を、上空約50mから投下し、パラシュートを使って軟着陸させた後、自律制御で移動させゴールまでの距離を競います。
過去に経験した「パラシュートの紐が機体に絡まる」「機体が風に流されてしまう」といったトラブルを踏まえ、今年度機は状況(気候・風速など)に応じたパラシュートの選択・外装に絡まりにくいパラシュート構造の開発に挑みました。機体は風にあまり流されることなく軟着陸、無事走行を開始したものの、落下地点に雑草が茂っていた事が影響し、途中で走行不能となりました。しかし、制御ログから缶サットの動作が認められ、参加全29チーム中3位入賞を果たしました。また、ポスターについては、能代市民の投票で評価が行われ、見事最優秀賞を受賞しました。
今後は、フィールドの状態に左右されることなく走行できる機体の開発に取り組むと共に、「自作の人工衛星を打ち上げ運用する」という本プロジェクトの最終目標をめざし、頑張ります。
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