自律走行車プロジェクトは、自動車の自律制御に関する研究・開発を通じて、機械工学、制御工学、センシング工学、電気電子工学、コンピュータ・プログラミング等の各種専門分野の能力を体得することを目的として、2006年に発足しました。
自律走行車は、自身の位置やこれから走行する場所の状況、そして周りを歩く人や自転車・車の移動状態を把握して、目標とされる地点まで安全に自律して走行できるロボットの事を指し、自律型ロボット自動車の研究・開発を行う事を目的にしています。
2014年度はつくばチャレンジに出場し、プロジェクトの目標とするトライアル・コースを走破することが出来、実際の遊歩道に出て440mの記録を残すことが出来ました。この時に障害物センサの検知方向や、設置高さなどの貴重な問題点を把握することが出来ました。
2015年度は、検知システムを根本から見直し、人や建物に危害を加えない、安全で正確な走行ができる自律走行車を開発したいと考えています。
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