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Toiroプロジェクトが「カメリアまつり2025」で子どもたちと交流
2025年10月25日(土)、野々市市役所中庭・あらみや公園で開催された「カメリアまつり2025」に、金沢工業大学の学生プロジェクト「Toiro」が参加しました。主催は(公財)野々市市情報文化振興財団、共催は野々市市です。

Toiroは、「あらみや公園であそぼう! 記念写真を撮ろう!!」と題し、子どもたちと一緒に楽しめる空間をプロデュースしました。公園には、10月11日に野々市市文化会館フォルテで市内の小学生たちが手作りした「カラフル風鈴」と「鈴つき風車」を飾りつけ、記念写真スポットとして設置。作品を受け取りに訪れた親子が、風に吹かれ奏でる心地よい音色を楽しみながら、記念写真を撮り、ゆったりとした時間を過ごしました。


さらに、Toiroメンバーは子どもたちが夢中になれる5つの遊び場を企画・運営しました。
遊び場の1つ目は、「バンクボーリング」です。
 3回ボールを投げて、何本のピンを倒せるかな? 壁に当ててボールが跳ね返るはずが、外に飛び出たり、ピンまで届かなかったりと、子どもたちは苦戦しながらも友達と競いあっていました。

2つ目は、「巨大迷路」です。
 「太鼓」か「琴」の音か? または「トライアングル」か「鈴」の音か? 正解の音が鳴る方向へ進んで、無事出口までたどり着けるかな? 子どもたちは何度も何度も挑戦していました。 

3つ目は、「音の立体パズル」です。
 「ビーズ」、「鈴」、「ビー玉」、「キャップ」が入ったパーツを振って音を聞きながら、指定する正しい位置にうまく積み上げられるかな? “のっティ”や“石川さん”が出来上がります。



4つ目は、「モルック」です。
 木の棒を投げて、1から13の数字が入ったピンを倒し、合計で13点を目指す。
 これはなかなか難しいぞ!

5つ目は、「鈴の大縄」です。
 “1人で何回連続跳べるか”、“何人連続で跳び抜けられるか”
 単純だが、子どもたちに大人気!

今年は、建築学科2年の金田 唯翔さんをリーダーに、Toiroプロジェクトの2年生と1年生が中心となって、Toiro史上最も多い6つの出し物を準備しました。また、3年生、4年生のメンバーも訪れ、交流を深めました。
まつり当日は、時々雨がポツリポツリの状況でしたが、やさしい風が吹く秋らしい日の中、Toiroメンバーは子どもたちと一緒に楽しみました。
Toiroプロジェクトについて
Toiroプロジェクトは、建築学部を中心とする学生たちによって組織される課外活動団体です。建築を学ぶ活動の一環として、地域の各種団体・個人からの要望に応じてデザインからものづくりまでを一貫して行っています。「Toiro」(十色)という名前の通り、建築の領域だけを見てもデザインや情報技術、構造や環境、構法や施工など様々な分野があり、それらを総合的な知識と能力として融合する力を実体験からよりリアルに学ぶため、学外(社会)に学びの場を求めるべきという考えのもと展開しているプロジェクトです。
これまでに、野々市市本町にある空き家のコミュニティカフェへの改装(2016年)、株式会社小松電業所の総務部オフィスのリノベーション(2018年)、七尾城跡の休憩所の内装デザイン(2021年)、ユースセンター金沢ジュウバコでの家具つくりDIYイベント(2023年)、公園利活用(2024年)、GAPPA noto〔北陸建築学生仮設住宅環境支援プロジェクト〕(2024・2025年)などでの実績があります。2025年10月現在のメンバー数は78人です。
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