ニュース
NEWS
【ハチバン創業者も夢見た”やみつきになるらーめん”を学生プロジェクトが実現】
「濃厚旨撃(のうこううまげき)らーめん」お披露目会をリポート
金沢工業大学の学生プロジェクト「フードクリエイションプロジェクト」が株式会社ハチバンとの産学連携で開発を進めてきた新ラーメンの第2弾「濃厚旨撃(のうこううまげき)らーめん」がこのたび完成し、10月1日(水)17時30分から「8番らーめん金沢工大前店」でお披露目会が行われました。
当日は開発に携わってきたプロジェクト学生31名と大学関係者9名が出席しました。
お披露目会は冒頭、「フードクリエイションプロジェクト」 顧問で金沢工業大学Challenge Lab所長の鈴木亮一ロボティクス学科教授による挨拶から始まり、続いて「フードクリエイションプロジェクト」 メニュー班リーダーの流 知暉さん(情報工学科3年)、箱山 来佳さん(環境・応用化学科3年)、山田 雄也さん(環境・応用化学科3年)により、開発コンセプトについて説明が行われました。
【開発コンセプトのプレゼンから】
新メニューの開発は2024年1月頃から本格的に始まりました。
「8番らーめん金沢工大前店」は金沢工業大学に近いものの、学生の客層が少ないという課題がありました。そこでプロジェクトでは学生の来客を促進させるため、もっとガッツリとしたものを食べたいというニーズのもとでアイデアを出し合い、2025年5月までに3度、らーめんの試作を行いました。
その結果、学生が求めるらーめんに近い系統の試作品となり、オリジナル性がないことがわかったため、学生が求める味の系統にとらわれない「味の濃さを残しつつまろやかさとコクを出す」らーめんを作り出すことになりました。
プロジェクトでは、試作で重要だとした点を言語化。「”極旨らーめん” 止められない究極のらーめん」と題した企画書にまとめ、ハチバン商品開発部へ提出。ハチバンアカデミーで試作が行われました。
試作は7月1日、7月15日の2回行われ、チャーシューの分厚さ、もやしの味付けと言ったトッピングの改善に加え、コーヒーフレッシュや、ニンニク、追い醤油で自分好みの味にすることもできる「濃厚旨撃らーめん」が完成しました。
濃厚旨撃らーめんのこだわり
①自分たちの理想のらーめんを追い求めたどり着いた新たなジャンルのらーめん
➁スープの豚骨醤油×醤油×味噌の黄金比
➂追い醤油とコーヒーフレッシュといった自分好みの味にできるカスタマイズ性
④ボリューミーかつライスのセットで満腹
⑤学割があり安くて満足感のある食事
開発コンセプトについての説明のあと、参加者全員が「濃厚旨撃らーめん」を堪能しました。
「濃厚旨撃らーめん」むけに特別に作られた太麺に、濃厚スープがからみ、ご飯との相性も抜群。お披露目会は笑顔で溢れていました。
大澤敏学長は閉会のあいさつの中で、「いろんな分野の人たちが集まってこのらーめんが出来上がりました。金沢工業大学は社会実装型の教育を進めています。みなさんは今回、社会の人たちと学ぶ中でいろんな気づきが生まれたと思います。みなさんの笑顔がらーめんの最終評価です」と述べました。
また株式会社ハチバンの吉村由則 専務取締役 執行役員 事業本部長は「創業者が夢見た”やみつきになるらーめん”になりました。みなさん、お疲れ様でした。持続性のある企業にしていくには、いろんな課題に失敗をおそれず向かっていく人材が求められています。みなさんは、まわりの人に自ら率先してやりたいと思わせるような、そんなリーダーになることを期待しています」と述べ、お披露目会を締めくくりました。
お披露目会の司会進行は「フードクリエイションプロジェクト」発足メンバーで株式会社ハチバンに就職した杉本悠乃さんにより進められました。
完成した「濃厚旨撃らーめん」は10 月 10 日(金)から「8 番らーめん金沢工大前店」にて期間限定で販売されます。
フードクリエイション
(ハチバンプロジェクト)SNS
X:https://twitter.com/foodc_8ban
Instagram:https://www.instagram.com/8ban_foodc
(関連ページ)
【産学連携】学生のリアルな声から生まれた新らーめん第2弾!
金沢工業大学の学生プロジェクトが考案した「濃厚旨撃らーめん」が8番らーめん金沢工大前店限定で10月10日販売開始(2025/10/2)
【食・フードの未来を考え、人々を笑顔にする新しい価値の創出】
プロジェクト学生のアイデアを活かす社会実装の場「8番らーめん金沢工大前店」がオープン(2023/11/14)