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安全・安心な学びの場に向けて
 ~金沢工業大学で大規模な避難訓練を実施~

2025/10/1 NEW

金沢工業大学では、学生の皆さんが安心して修学やプロジェクト等の課外活動に取り組み、自己研鑽・成長のできる環境の提供を重要な使命の一つと考えています。

9月26日(金)は後学期の授業開始日であることを機に、第4時限目の終了直後にすべての授業クラスが参加し、万が一の災害時において、学生・教職員が迅速かつ的確に行動できるよう避難訓練を実施いたしました。

本訓練は、「緊急地震速報」を受け、震度5強の地震が発生した想定で実施され、「机の下に入って頭を守る」行動をとるとともに、揺れが収まったあと指定する避難場所に安全に移動するもので、大学としての安全管理体制の強化と、危機対応力の向上を目的としています。


主な避難訓練の内容

・授業時間帯に緊急地震速報を受けた際の初動対応

・指定避難場所への誘導と避難経路の確認

・避難完了後の対策本部への報告体制

・安否確認システムの運用

避難訓練には、約1,930名の学生と教職員165名の計2,095名が参加し、学生一人ひとりが「自らの安全を守る力」を身につけるとともに、仲間と協力しながら安全に行動する姿勢も垣間見ることができました。これらは社会に貢献する人材を育成する本学の教育理念にも通じるものとなります。

金沢工業大学では、今回の避難訓練の実施結果を振り返り、明らかになった課題に対応して、安全・安心なキャンパスづくりの更なる強化に努め、今後も教育・研究活動の充実に全力で取り組んでまいります。学生の皆さん、父母等の皆様、そして地域の皆様におかれましては、引き続きご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

金沢工業大学

学長 大澤 敏