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「第48回静電気学会全国大会」で渡部佳月さんと大澤直樹教授が受賞

2024年9月10日~11日に西日本総合展示場(福岡県北九州市)で開催された「第48回静電気学会全国大会」で、工学研究科電気電子工学専攻博士3年・渡部佳月さん(大澤直樹研究室)が増田賞を、電気エネルギーシステム工学科・大澤直樹教授が研究賞を受賞しました。

増田賞を受賞した渡部佳月さん(左)と研究賞を受賞した大澤直樹教授(右)

一般社団法人静電気学会では、静電気に関する学問・技術などの発展へ顕著な功績、あるいは社会的に大きな貢献をなされた個人、あるいは団体を讃えることを目的に各種学会賞を授与しています。

渡部さんが受賞した増田賞は、若手研究者ならびに博士課程所属の学生の中から静電気に関する優れた研究により、静電気分野に顕著な貢献が期待できる個人を表彰するものです。渡部さんは、静電気学会全国大会ならびに春期講演会において発表された研究が優秀であることが評価され、受賞となりました。

一方、大澤教授が受賞した研究賞は、静電気に関する優れた研究により、静電気分野に貢献した中堅の個人を選定して賞状をもって表彰するものです。大澤教授は大気圧タウンゼント放電における誘電体材料や蓄積電荷の影響を詳細に調べ、その生成機構や必要条件を明らかにし、得られた知見が均一な誘電体バリア放電の放電物理およびその応用に大きく貢献するものとして評価されました。

電気エネルギーシステム工学科・大澤直樹研究室では、2050年のカーボンニュートラルの実現に向けて放電プラズマ応用装置の省エネルギー化や地球環境にやさしい電力機器の研究開発に挑戦しています。

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