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北谷内達也さんが日本オゾン協会論文奨励賞を受賞
大学院電気電子工学専攻博士前期課程2年・北谷内達也さん(大澤直樹研究室)が2024年6月13日~14日に龍谷大学で開催された日本オゾン協会年次研究講演会において、論文奨励賞を受賞しました。
大澤直樹研究室とメタウォーター株式会社では、2050年のカーボンニュートラルや脱炭素社会の実現に向けて放電プラズマ式大容量オゾン発生装置の省エネルギー技術を研究しています。日本オゾン協会論文奨励賞を受賞した北谷内さんの論文内容は下記のとおりです。
論文題目:
誘電体バリア放電型オゾン発生装置におけるオゾン生成特性と放電特性の圧力依存性
著者:
北谷内達也*、奥井宗一郎*、渡部佳月*、大澤直樹*、松田伸太郎**、田口正樹**、青木未知子**、大戸時喜雄**(*:金沢工業大学、**:メタウォーター株式会社)
発表概要:
オゾンは強い酸化力を持ち、上下水道分野ではオゾンを活用した高度水処理技術や促進酸化法に適用されています。上下水道で使用される大容量のオゾン発生装置で誘電体バリア放電が利用されており、放電装置の更なる省エネルギー化が求められています。大澤直樹研究室とメタウォーター株式会社では超高速度放電現象観察技術と画像処理アルゴリズムを共同開発し、放電状態とオゾンの発生特性の関係を明らかにしました。
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