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タイの学生と国際チームを編成し、AIロボットカーを完成。 韓国・慶州で行われたGlobal Capstone design project Summer programで


金沢工業大学でロボット工学に取り組む大学院生2名が、2023年8月7日(月)から11日(金)にかけて韓国の慶州で開催された「Global CDP(Capstone design project) Summer program」に参加し、タイの学生とともにAIロボットの製作に取り組みました。


参加したのは大学院機械工学専攻1年の杉本真帆(河合宏之研究室)さんと、稲留和奏(鈴木亮一研究室)さんの2名。いずれも金沢工業大学ロボティクス学科出身の学生です。

【写真】左から稲留和奏さん 、杉本真帆さん


「Global CDP(Capstone design project) Summer program」は嶺南大学校(ヨンナム大学)がホスト校となり、日本の経済産業省にあたる産業通商資源部などが後援するプログラム。培ってきた知識を活用しながら設計から試作までをチームで実践していきます。


2023年度は「Future Mobility UX Design Education Program -Engineering to improve agricultural  mobility」(農業分野に貢献できる自走型ロボットや自律システムを提案しよう)をテーマに、タイから1大学、韓国から7大学、日本からは金沢工業大学が参加。4名から6名の単位で国際チームを編成しました。

用意された機材のマニュアルは韓国語。翻訳ソフトや、これまでの経験を活かして、カメラで走行路を自動で認識して移動するAIロボットカーを完成させた。


杉本さん、稲留さんは最終的にはタイの学生2名との国際チームで、Future mobilityのデザインとプロトタイプの製作に取り組みました。ロボットの具体的な仕様はチームで話し合いをしながら決め、杉本さん、稲留さんはカメラで走行路を自動で認識して移動するAIロボットカーの製作を担当。プレゼンテーション資料等の作成はタイの学生が担当しました。


最終発表はAIロボットと農業分野への応用可能性についてタイの学生とともにプレゼンテーションを行い、「Innovation Award」が授与されました。

3Dモデルを写しながらプレゼンを行う杉本さん


タイの学生と国際チームで取り組み、「Innovation Award」が授与された


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