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DK art caféプロジェクトが、小学生を対象としたクリスマスイベント「やかたでデジタルクリスマス」を金沢学生のまち市民交流館で企画・開催。100人近い来場者が手づくりのクイズ・等身大3Dパズルとプロジェクションアートによる町家装飾を楽しみました

金沢工業大学の学生による「地方創生・商店街活性化・DK art caféプロジェクト」(プロジェクトリーダー:メディア情報学科2年生・大石爽太郎さん、他メンバー44名、担当教員:経営情報学科・松林賢司 教授)が、タスクリーダーである経営情報学科2年生・清水智也さんを中心に、金沢市の指定文化財である金沢学生のまち市民交流館で、「やかたでデジタルクリスマス」を12月18日(日)に企画・開催しました。このイベントは、金沢市の市民協働委託事業である「やかたコンシェルジュ事業」として実施しました。

「地方創生・商店街活性化・DK art caféプロジェクト」は、金沢工業大学の課外活動プログラムの一つ。DXによる地方創生を目指し、飲食店「とり野菜みそ1人鍋専門店@金沢市・香林坊」の経営や、プロジェクションマッピング・プロジェクションアート等による地元活性化を目的としたデジタルコンテンツによる新規イベントやビジネスの企画・運営、学生の専門知識を活かした新規ビジネス・町おこしイベントの企画・運営に取り組んでいます。

今回の「やかたでデジタルクリスマス」は、来場した子供たちが大人になって再び金沢学生のまち市民交流館を利用して欲しいという思いを込めて実施。和室など交流館の内装を活かし、クリスマスをイメージして作成した「室内プロジェクションマッピング」に加え、「3Dパズル」や「クリスマスリースづくり」、「クイズラリー」など、子供はもちろん親子で楽しむことができる企画を多数実施し、近隣の小学生を中心に約100人の皆さんに来場いただきました。

参加者の方からは、「3Dのパズルは珍しく、楽しかった」、「プロジェクションマッピングに囲まれた廊下が不思議でキレイだった」などの感想をいただくことができました。そして、金沢学生のまち市民交流館やその周辺の活性化といった目的に加え、金沢工業大学がめざすSociety5.0に向けた地域の新しいタイプの仮想交流を創出して、参加者の皆さんに好評を得ることができました。

また、クイズラリーの正解者には景品として、「いちごファームHakusan」のつみ残しいちごを使用し、野々市市で手づくりシフォンケーキを販売する「えんどころ」との共創により、DK art caféプロジェクトのオリジナル商品開発タスクチーム(タスクリーダー:心理科学科2年生・松井優佳さん)が商品化した、「大学生のメッセージ付・SDGsいちごシフォンケーキ」をプレゼントし、大変喜んでいただくことができました。

当イベントにより、子供から大人までクリスマスイベントを楽しんでもらうことができたことに加え、金沢学生のまち市民交流館だけでなく、「いちごファームHakusan」や「えんどころ」などさまざまな地域の団体・企業との協働による自主的な街づくりを通して、石川県全体のさまざまな地域の活性化に貢献することができました。

※この文章は、プロジェクトメンバーの経営情報学科3年生 玉野美湖さんが作成しました。

プロジェクションアート空間で遊ぶ子供達


参加メンバー

等身大3Dパズル

リーダーの大石さん(左)とタスクリーダーの清水さん

イベントのフライヤー

手作りクリスマスリースと「大学生のメッセージ付・SDGsいちごシフォンケーキ」金沢学生のまち市民交流館<br> 

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