金沢工業大学の「防災・減災プロジェクトSoRA」が、11月19日（土）・20日（日）に、にぎわいの里ののいち カミーノで開かれた「ののいち湯気市」（主催：一般社団法人野々市市観光物産協会／共催：IKERU NONOICHI実行委員会、野々市市）に参加しました。

「ののいち湯気市」は、野々市市の地域資源や活動に光をあてクリエイティブにアップデートするプロジェクト「IKERU NONOICHI」の企画のひとつ。甚大化する災害に対して、重要性が高まっている防災活動をイベント化し、地域の防災意識を高めるとともに、地域外の人々に野々市市の住みやすさ・豊かさを発信するイベントです。大人も子どもも気軽に参加でき、災害時の生活を助ける避難所に設置される段ボールベッドの使用体験や炊き出し、お米と少量の水だけで炊くことができるハイゼック炊飯等の防災体験などが行われました。SoRAの学生たちもイベントの運営に携わりました。

また、SoRAのブースでは、防災に対しての固いイメージを和らげてもらうべく、クイズを交えながら理解を深めてもらう防災ミニボードゲームや、家にある身近な物で作れる防災グッズ工作の体験会を通して、野々市の子どもたちに防災に興味を持ってもらいました。

SoRAは、今後も継続して小学生以下を対象にした防災教室、野々市市防災訓練など防災に関する活動や町内のイベントに参加し地域交流を積極的に図っていきます。また、地域のみでなく企業や自治体からの依頼にも参加していく予定です。プロジェクト内でも、防災・減災について学び、メンバー同士も学年など関係なく意見交換を行い、着実に知識を身につけ、それをわかりやすく伝えられるよう試行錯誤していきます。一見難しく感じてしまう“防災・減災”を多くの人に身近なものに感じてもらえるような活動を今後も行っていく予定です。