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情報セキュリティを学ぶ学生7名がサイバー防犯ボランティアとして石川県警察本部から委嘱。子ども・保護者向けのサイバー犯罪防止啓発コンテンツ開発で、広報活動に協力

金沢工業大学 情報セキュリティスキルアッププロジェクトの参加学生のうち、情報工学科の有志7名がサイバー防犯ボランティアとして石川県警察本部から委嘱されました。

7月20日(水)17時に石川県警察本部サイバーセキュリティ対策の方が金沢工業大学に来学。委嘱状交付式を23号館パフォーミングスタジオで行いました。サイバー防犯ボランティアの任期は2022年4月1日(金)~2023年3月31日(金)までで、委嘱状交付式では、石川県警察本部・石塚武志生活安全部首席参事官から7名に委嘱状が手渡されました。

サイバー防犯ボランティアとは、サイバー空間における安全確保のための広報啓発やサイバーパトロールによる違法・有害情報の浄化活動などを行うボランティアのこと。情報セキュリティを学ぶ学生7名は、委嘱状を受け取った後、ランサムウェアやエモテットなど昨今多発するサイバー犯罪の動向を学び、今後は子どもや保護者向けのサイバー犯罪防止啓発コンテンツを開発する予定です。

サイバー防犯ボランティアは、これまでに、情報セキュリティスキルアッププロジェクトから2016年度に3名、2017年に6名、2018年に15名、2019年に20名の学生が委嘱されてきました。また、2022年4月にはサイバー犯罪に関する広報啓発動画を作成。これらの活動が評価され、石川県警察本部より感謝状が贈呈されました。

情報セキュリティスキルアッププロジェクトについて

情報セキュリティスキルアッププロジェクトは、前身となるセキュリティ勉強会を発展させ、2014年に設立されたプロジェクトです。これまでにKITpro勉強会(KITセキュリティフォーラム)の開催、セキュリティ勉強会、講習会に参加してのスキルアップ活動、小中学生を対象としたセキュリティ教室の開催などを行ってきました。現在は約20名の学部生が参加しています。

委嘱状を手にするサイバー防犯ボランティアの学生と石塚武志生活安全部首席参事官(左上)、情報セキュリティスキルアッププロジェクト指導教員の向井宏明教授(右上)

昨今多発するサイバー犯罪の動向を学ぶ学生

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