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航空システム工学科が、3D空間上での設計・製造技術をテーマとした「3D-CADによる未来のものづくり」の特別講演を実施。VR空間で3Dの航空機モデルを体験するVRセッションも

航空システム工学科3年次の科目「3D-CAD」の一環として、ダッソー・システムズのクラウド版3D-CADアプリケーション群「3DEXPERIENCE CATIA」による最先端設計技術に関する特別講義とVRセッションを5月 25日に実施しました。

ダッソー・システムズの「3DEXPERIENCE CATIA」は、自動車・飛行機をはじめ、家電・産業機械・エネルギーなど、さまざまな分野で高品質のモデリング・シミュレーションを行うことのできる3D-CADです。単に製品をモデリングするだけでなく、製品の実際の動作環境を考慮してモデリングできる独自の機能が備わっています。

Challenge Labで行われた「VRセッション」では、「3DEXPERIENCE CATIA」とVRヘッドセット「VIVE Focus 3」をつなぎ、学生・教職員など約50名がVRを通して航空機CADモデルの外観・内部構造(フレームやストリンガー等のセミモノコック構造)等を体験しました。

5限目に行われた授業「3D-CAD」では、「3D-CADによる未来のものづくり」と題して、ダッソー・システムズのフィリップ・コカトリックス氏が特別講演を行いました。CADによる3Dのパーツ設計から始まり、デジタルモックアップ、プロダクトライフサイクルマネジメント、そして近年のバーチャルツインとの融合等の流れについて紹介いただきました。また、現状の3D設計やその問題点、デジタル化の進展に伴う新しい3D設計・製造技術について解説いただきました。

VRセッション

VRセッション

特別講演を行ったダッソー・システムズのフィリップ・コカトリックス氏

※CAD(Computer Aided Design):自動車や航空機、住宅、建築などの設計・製図を支援するシステムソフト。

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