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「日本機械学会 北陸信越支部 2022年合同講演会」で、髙橋和也さん、中沢留偉さん、野口翔信さんが「学生賞」を受賞。講演会運営では、バーチャル空間「oVice」を活用した卒業研究セッション・基調講演等を実施

3月4日(金)・5日(土)に開催された「日本機械学会 北陸信越支部 2022年合同講演会」で、機械工学科4年の髙橋和也さん、中沢留偉さん、航空システム工学科4年の野口翔信さんが「学生賞」を受賞しました。

*学生賞 受賞者

髙橋和也さん(機械工学科4年、斉藤博嗣研究室)

Cruciform試験法を応用した炭素単繊維の圧縮強度評価

中沢留偉さん(機械工学科4年、加藤秀治研究室)

鉛フリー真鍮の小径穴あけ加工に関する研究(微量成分が加工特性に及ぼす影響)

野口翔信さん(航空システム工学科4年、佐々木大輔研究室)

吸音ライナ孔形状に対する3次元空力音響解析

講演会運営に金沢工業大学の教員・学生が尽力。バーチャル空間を使ったセッションも

講演会の運営について金沢工業大学の教員・学生が中心となり、一般・オーガナイズドセッションはZoomを使用したほか、新たな試みとして、学部4年・高専5年対象の卒業研究セッションと基調講演(講師:金沢工業大学 佐藤恵一教授)はバーチャル空間サービス「oVice」を使用して実施しました。oViceはバーチャル空間をつくることができるサービスで、空間内にいる参加者とチャット、リアクション、ビデオ通話等が行えます。oViceを使用した発表会場は、航空システム工学科2年の仁科宏紀さんがゼロから制作しました。2021年12月より、会場の作成(総会・基調講演ステージ、卒業研究セッション会場、企業展示ブース)から、マニュアル作成や事前接続試験等まで、ほぼ 1人ですべての業務をこなしました。

oVice上に制作された空間

一般・オーガナイズドセッションの発表168件、卒業研究セッションの発表79件、また総数353名の方々にご参加頂きました。2021年の実施に引き続きオンラインでの実施となりましたが、オンライン上でも活発な議論が見受けられました。

oViceでのポスター発表等では、対面と同様の雰囲気が多少なりとも感じられ、活発な議論が行われておりました。実際、卒業研究セッションでは、160名あまりが同時に参加する等、多数の方にご参加頂きました。加えて、oVice上で実施された支部総会・基調講演・受賞記念講演や女性エンジニア交流会にも多数の参加を頂き、新しいオンライン講演会の形を示すことができました。

加えて、オンライン講演会の新しい試みとして、oVice空間における5社の企業展示を実施しました。また、参加する学生にとっても魅力的な講演会となるよう、学生向けのイベントとして、過去の支部賞(技術賞)受賞企業による特別講演「企業における製品開発事例」や企業紹介を企画し、多数の方にご来場頂きました。

oVice空間での学生の発表(諏訪部研究室4年の大上さん)

oVice空間での基調講演(佐藤恵一教授)

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