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Boeing Externship Programに向けて、航空システム工学科の学部生・大学院生が英語でプレゼン。未来の航空機のデザインやコロナ禍の航空業界の取り組みをテーマに

春休み期間に開講された授業「航空分野における英語プレゼンテーション」の最終発表会を4月22日(木)にパフォーミングスタジオで実施し、航空システム工学科の4年生5名、機械工学専攻の大学院生1名が英語で発表を行いました。

発表会では、Boeing Externship Programに参加予定の学生が、航空システム工学科の1年生に向けて英語でプレゼンテーションを行いました。2つあるメインテーマのうち「Future Aircraft Design using OpenVSP」では3件の発表が行われ、客室の騒音を軽減するための新しい構造の飛行機や、人工衛星を上空から打ち上げる飛行機などが披露されました。また、「How Aviation Sector can Survive COVID-19」のテーマでは3件の発表があり、コロナ禍における航空業界の取り組みや、新しい取り組みについて学生が発表しました。飛行場にあるタッチパネルの使用を避けるためのデジタルチケットの導入、目的地不明の「Mystery Flight」企画を日本で実施する提案などがあり、参加者は発表者のプレゼンテーションに聴き入っていました。

2020年のBoeing Externship Programはオンラインで10~12月に行われました。2021年は前学期にプログラムが開講される予定で、金沢工業大学の学生も参加を予定しています。

最終発表会のポスター

Boeing Externship Programについて

金沢工業大学は、航空機製造のトップメーカーであるボーイング社のBoeing Externship Programに2014年から参加しています。外国の航空宇宙企業について学び、異文化環境を経験し、英語によるプロジェクト活動を行うことで、航空への知識と英語技能を伸ばすことを目的としています。

英語特別講義「航空分野における英語プレゼンテーション」は、Boeing Externship Programや航空分野において必要とされる英語の習得を目的とした授業で、航空系専門英単語・航空関連最新技術、英会話スキル・英語プレゼン技術などを学びます。

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学生がBoeing Externship Programの最終発表会で発表。ボーイング社のオンライン講義を受講し、空港における感染症を防ぐための技術を提案(2020.12.10)

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