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金沢工業大学と神田外語大学が教育・研究に関する連携協定を締結。PBLとグローバル、双方の教育カリキュラムの特長を活かし、単位互換に向けた検討、ゼミ・研究室連携プロジェクトなどをスタート

金沢工業大学と神田外語大学は、11月18日(木)に教育・研究に関する連携協定を締結しました。金沢工業大学が特長とするProject Based Learningを中心とした教育カリキュラムと、神田外語大学のグローバルな教育カリキュラムの特長を組み合わせ、双方でグローバルに活躍できる人材育成をめざします。

連携協定の締結式は、11月18日(木)10時から、金沢工業大学のChallenge Labと神田外語大学6号館を多地点等身大接続システムで結んで行われました。学校法人金沢工業大学からは泉屋吉郎理事長、大澤敏学長が、学校法人佐野学園(神田外語グループ)からは佐野元泰理事長、神田外語大学の宮内孝久学長が出席しました。大澤学長と宮内学長が「教育・研究活動の連携協力に関する協定書」に署名しました。

連携協定に基づく取り組み内容(予定):
・合同授業および単位互換に向けた検討
・PBL(Project Based Learning)活動の連携
・教職員のFD、SD交流
・地域と連携したSDGsをテーマとした学生交流活動

また、締結式後には、両大学の学生が連携して開始した、SDGsをテーマとしたゼミ・研究室連携プロジェクトを、金沢工業大学 経営情報学科平本督太郎研究室の学生2名、神田外語大学イベロアメリカ言語学科スペイン語専攻青砥清一教授ゼミの学生2名が紹介しました。このプロジェクトでは、金沢工業大学が開発した「THE SDGs アクションカードゲーム X(クロス)」のスペイン語版を製作していく予定で、ゲームをスペイン語に翻訳するだけでなくスペイン語圏諸国特有の社会問題を青砥ゼミの学生が考え、新たなカードを作成します。金沢工業大学は全体監修、カードゲームプロトタイプの作成などを行い、双方が得意とするパートで協働しながらプロジェクトを進める予定です。

締結式にも使用した多地点等身大接続システムは、お互いの場所を等身大で映し出しコミュニケーションがとれるシステムで、金沢工業大学と神田外語大学に設置されています。両大学による単位互換授業、学生が混合チームをつくって行うプロジェクト活動などにも、このシステムを活用していく予定です。金沢工業大学と神田外語大学は、地方と首都圏という距離がありますが、多地点等身大接続システムを活用し、双方の特長を活かしながら、時間と場所の制約を超えた教育の実践に取り組んでいきます。

連携協定に署名する大澤学長(右から2人め)、宮内学長(左)

SDGsをテーマとしたゼミ・研究室連携プロジェクトについて紹介する学生

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