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空飛ぶクルマ開発に向けた航空機に関する特別なプログラムを実施。航空システム工学科が開発した、実機搭乗実習をシミュレートできる機内シミュレータも公開

「空飛ぶクルマ産業界構築のための人材育成プログラムの提案と実践」2021年度夏の実習が、9月9日(木)・10日(金)にオンラインで行われました。

増設されたフライトシミュレータの前から橋本教授(右)と佐々木教授が講義・演習を配信

「空飛ぶクルマ産業界構築のための人材育成プログラムの提案と実践」は、名古屋大学、信州大学、金沢工業大学が共同で実施するプログラムで、文部科学省の令和2年度宇宙航空科学技術推進委託費に採択されています。

新型コロナウイルス感染拡大状況を鑑み、今回の実習はオンラインで行われました。プログラムには7大学から学生8名(うち金沢工業大学の学生は1名)が参加し、安全技術・認証技術、空飛ぶクルマの騒音、フライトシミュレータに関する講義・演習に参加しました。航空システム工学科の橋本教授と佐々木教授が10日に行われた「フライトシミュレータに関する講義および演習」を担当し、オンラインで講義・演習を行いました。

講義に際し、既存のフライトシミュレータ(コクピット)に加え、新たに増設された飛行機胴体部分の機内シミュレータが公開され、講義で紹介されました。この胴体部分の機内シミュレータは橋本研究室が開発したもので、客席でも飛行状況が把握できるようモニタなどの設備を備え、実機搭乗実習をシミュレートできる環境を構築しました。また、コクピット部分のシミュレータと連動し、客席横にある窓の外の風景も変化するようなシステムになっています。

飛行機胴体部分の機内シミュレータ(内部)。コクピットのシミュレータと接続し、実機搭乗実習をシミュレートできる環境となっています

機内シミュレータ

機内シミュレータ

機内シミュレータ

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