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回転機の高機能化への貢献が評価。電気電子工学科 深見教授が「電気学会フェロー(IEEJ Fellow)」に

工学部電気電子工学科の深見正教授が、令和3年3月4日に一般社団法人電気学会からフェロー(IEEJ Fellow)の称号を授与されました。

電気学会は、1888年(明治21年)に創設され、すでに1世紀以上の歴史を有する伝統ある学会です。フェローの称号は、電気・電子・情報通信とその関連分野技術の見識に優れ、責任ある立場で長年にわたり指導的役割を果たし、社会及び電気学会の発展に顕著な貢献をなした者に対して授与されます。また、フェローの選出規模は正員総数の2%を目安とされています。令和2年度は、33名がフェローとして認定を受けました。

深見教授は、金沢工業大学に着任以来一貫して回転機の高機能化に力を注ぎ、その研究成果を電気学会の論文誌やIEEE(米国電気電子学会)のTransactionsに多数発表してきました。いずれの論文も本学大学院生との共同研究の成果をまとめたものです。これにより、国内外の関連する研究を活性化するとともに回転機技術分野の発展に大きく貢献してきました。また、特筆すべき学会活動としては、電気学会回転機技術委員会の委員長を務め、回転機に関する研究会やシンポジウム、見学会などの企画・運営に加えて、専門委員会設置による調査活動と技術報告の取りまとめなどを行い、電気学会の発展にも大いに寄与してきました。

今回のフェロー認定は、これらの業績と活動が評価されたものです。

※回転機は、モータ、発電機の総称であり、社会基盤を支えるキーデバイスとして、電力、交通、産業、家電など、さまざまな分野で利用されています。

深見正教授

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電気学会フェロー認定者は、電気学会ウェブサイトで確認できます。

電気学会ウェブサイト 令和2年度電気学会フェロー認定者

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