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学生プロジェクト「DK art caféプロジェクト」が洋菓子店とコラボして、新商品開発に参加。フードロスを減らすべく規格外イチゴを活用したレシピを考案し、営業支援活動を実施

金沢工業大学のオナーズプログラム「DK art caféプロジェクト」の新商品開発タスクチーム(チームリーダー: 応用化学科・一川みなみさん、応用バイオ学科・平野有希子さん、経営情報学科・徳江竜太さん 他)が、洋菓子店とのコラボレーションにより、産学協同で新商品「いちごロリポップクッキー」の企画・開発に携わりました。

今回の開発は、DK art caféプロジェクト、洋菓子店「JINJUR」(金沢市八日市)、「いちごファームHakusan」(白山市)の3者の共同で進められました。

DK art caféプロジェクトでは、お菓子づくりが得意な学生が中心となり、洋菓子店「JINJUR」との連携で、素材の良さを最大限に活かしたイチゴクッキーのレシピを開発しました。また、プロジェクトメンバーは、松林研究室が提唱するマーケティングテクノロジー(マーケティング重要学説の実務活用のためのフレームワーク)に基づいた営業支援活動を行いました。具体的な活動として、イベントでの商品のサプライチェーンの構築や、リーフレットの企画・制作等のマーケティングを行ってきました。また、主導的に企業の仲介役となって、今回のコラボレーションを実現させました。新型コロナ感染拡大防止のため、活動はデジタル技術を用いたリモートで行いました。

今回の開発を行うにあたり、イチゴ畑の規格外イチゴの有効活用することでフードロスを減らすことが目的としてあり、材料に高級ブランドいちご「うらら・すとろべりー・ぷりんせす」の規格外品を使用しています。また、洋菓子店JINJURとコラボすることで地方創生に繋げることを目的としています。

今回の製品は、いちごファームHakusanが12月下旬より販売を行います。これに先行して、10月27日(火)~11月3日(火)には、金沢文化服装学院竪町校にて行われる「3 Re-make Shops’ pop up shop」にて無料配布が行われます(11〜19時。なくなり次第終了)。また、製品は、金沢市・竪町商店街振興組合の地方創生イベントのSDGsに配慮したノベルティとしてはじめて採用されています。

「DK art caféプロジェクト」は、学生が主体性を持って産学協同でイノベーション&マーケティングによる地方創生に取り組んでいる学生プロジェクトです。今後もイチゴクッキーに加えて、規格外農業製品の有効利用に取り組む予定です。

プロジェクトが作成したリーフレット

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