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角質水分量が、レジスタントプロテイン高含有の米麹甘酒の飲用で増加。飲用後1週目から増加する速効性と、飲用終了後も数週間にわたって効果が高い状態で続く持続性を世界で初めて実証。尾関研究室と厚生産業株式会社が共同研究で
金沢工業大学バイオ・化学部 応用バイオ学科の尾関健二教授の研究室と発酵食品を手掛ける厚生産業株式会社(岐阜県揖斐郡)では、このたびレジスタントプロテイン高含有の米麹甘酒が角質水分量に影響を与えることを世界で初めて実証しました。
レジスタントプロテインは、ヒトの消化管内で消化・吸収されにくいタンパク質の総称で、お米では「プロラミン」がレジスタントプロテインの一種として知られています。
研究では4週間の飲用試験を実施しました。レジスタントプロテイン高含有甘酒を飲用後1週目で角質水分量が増加。飲用終了後も角質水分量の高い状態が維持され、速効性と持続性が確認できました。
レジスタントプロテイン高含有の米麹甘酒を新たに開発
厚生産業株式会社では、特殊なお米と独自製法で、レジスタントプロテインを市販平均の4倍以上にあたる247mg含有する米麹甘酒を新たに開発。新製品は「すっきり飲める腸活甘酒レジスタントプロテイン」という商品名で、2020年7月17日より、株式会社コーセーフーズから発売されています。