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オンライン授業プラットフォーム「eシラバス」を活用。4月20日からネット授業(遠隔授業)を実施しています

金沢工業大学では新型コロナウイルス対策のため、4月20日(月)より全面的にネット授業(遠隔授業)を開始しています。

ネット授業(遠隔授業)

ネット授業の流れとして、学生ポータル・eシラバスを通して、授業担当教員から各授業のネット授業の形式が案内されます。形式は、オンライン会議システムZoomなどを用いた「リアルタイム型」授業、もしくは「教材配信型」授業のいずれかで、各授業科目の授業回ごとに形式が異なります。在学生は自宅などにいながら、学内のネットワークにアクセスし授業を聴講しています。授業は、教員が講義の動画配信を行うだけでなく、リアルタイム型授業では小テストなどの演習問題が課されたりするなど、これまで全学的に取り組んできたアクティブラーニングの工夫が活かされています。

eシラバス。授業資料、動画等の配信、レポート課題・小テストの提示などに活用される

ネット授業の導入にあたり、学内ネットワーク上に実装・運用されてきたオンライン授業プラットフォーム「eシラバス」が大きな役割を果たしています。

金沢工業大学は、学習支援計画書(シラバス)を公開していますが、2016年からは電子化した「eシラバス」の運用を行なってきました。これは、アクティブラーニングの実施を容易にし、科目間や教員と学生をつなぐ双方向的な資料とすることをめざしたもので、以下のような機能が実装されています。

・授業資料、動画、音声等のデジタルデータの配信、外部サイトへのハイパーリンク付与

・正課科目と課外活動との連携

・レポート課題の提示とレポートの受理

・小テスト、アンケートの実施

・すべての教務データや学内システムと関連づけ

これまでの活用方法としては、予習・復習を目的とした授業資料や動画の配信、学生からのレポート提出受付などが挙げられます。全教員、全学生が利用することができるシステムで、学内のネットワーク(VPNを利用したアクセスを含む)からアクセスすることができます。

金沢工業大学は、平成26年度から文部科学省が公募した「大学教育再生加速プログラム(AP事業)」で「アクティブ・ラーニングと学修成果の可視化の複合型」に選定されました。この取り組みの中で、授業内で積極的にアクティブ・ラーニングを実施し、学生が主体的に学べるようeシラバスを整備してきました。詳細は下記のPDFをご覧ください。

e-シラバスと自己成長シートの導入(AP事業「アクティブ・ラーニングと学修成果の可視化」金沢工業大学における取組) [PDF]

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