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内閣官房「国土強靭化 民間の取り組み事例集」として、白山麓キャンパスで行われているエネルギーマネジメントプロジェクトが紹介されました

内閣官房のウェブサイトに、国土強靭化 民間の取り組み事例集が公開され、金沢工業大学の事例が紹介されました。この事例集は、内閣官房がこれから国土強靱化に関する取り組みを行う方々の参考として、国土強靱化に関して先導的な取り組みを収集したものです。

「災害時でも自活できるエネルギーの供給モデルを考案」のタイトルで紹介されたのは、金沢工業大学 白山麓キャンパスで行われているエネルギーマネジメントプロジェクトの取り組みです。このプロジェクトでは、

・太陽光発電

・地元産木材チップを燃焼させるバイオマスボイラーによる発電

・その廃熱を使った熱電発電

・小型風力発電

による直流電力をミックスした小エリア直流(DC)配電網を構築。キャンパス内にあるコテージ間を直流(DC)と温水配管により接続して、再生可能エネルギーのベストミックスを探りながらエネルギーを地産地消する実証実験を進めています。あわせて、電気自動車(EV)や電動自転車を仮想的な配電網と見立てて、電気が不足する地域に電気を運ぶ実験も行っています。既存電力網の大規模停電発生時にも稼働できる新しい電力システムとして、今後の進展が期待されます。

国土強靭化 民間の取り組み事例集「災害時でも自活できるエネルギーの供給モデルを考案」(金沢工業大学)[PDF]

国土強靭化 民間の取り組み事例集(内閣官房)

エネルギーマネジメントプロジェクトの取り組みが行われている白山麓キャンパス

コテージ直流(DC)マイクログリッド制御装置

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