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社会実装型の教育研究に評価。「特色ある教育の展開」「特色ある高度な研究の展開」「地域社会への貢献」「社会実装の推進」の4タイプすべてで金沢工業大学が選定される。文部科学省 令和元年度 私立大学等改革総合支援事業

点字ブロックをコード化し、情報案内に利用する社会実装実験。情報工学科松井研究室が「誰一人取り残さない持続可能な社会の実現」を目指して、金沢市の協力のもと、金沢21世紀美術館周辺歩道で実施

文部科学省は令和元年度 私立大学等改革総合支援事業 選定結果を発表し、金沢工業大学はタイプ1「特色ある教育の展開」、タイプ2「特色ある高度な研究の展開」、タイプ3「地域社会への貢献」、タイプ4「社会実装の推進」の4タイプすべてで選定されました。

令和元年度 私立大学等改革総合支援事業には大学、短大、高専あわせて652校(実数)から申請があり、310校(実数)が選定されました。選定された310校のうち、4タイプすべてで選定されたのは、金沢工業大学を含め6大学でした。

金沢工業大学では、学生自身が社会性のある研究課題を発見し、解決策を提案していく社会実装型のプロジェクト教育、研究を通じて、Society5.0をリードする人材育成に全学的に取り組んでいます。

このたびの全タイプ選定を励みに、これからも社会が必要とする教育、研究、サービスの継続的な改善活動に努めると共に、その卓越性を追究し、社会に貢献してまいります。

文部科学省 私立大学等改革総合支援事業について

私立大学等改革総合支援事業は、特色ある教育研究の推進や、産業界・他大学等との連携、地域におけるプラットフォームを通じた資源の集中化・共有など、役割や特色・強みの明確化に向けた改革に全学的・組織的に取り組む大学等を重点的に支援するもので、タイプ1からタイプ4までの4タイプがあります。

タイプ1「特色ある教育の展開」

・学修成果の可視化に基づく教育方法の改善や文理横断型な教育プログラムの開発、教育の質向上に向けた特色ある教育・学習方法の展開を通じた教育機能の強化を促進

・入学者選抜体制の充実強化、高等学校教育と大学教育の連携強化等、高大接続改革への取組を支援

タイプ2「特色ある高度な研究の展開」

・社会的要請の高い課題の解決に向けた研究やイノベーション創出時に寄与する研究や他大学等と連携した研究など、高度な研究を基軸とした特色化・機能強化を促進

タイプ3「地域社会への貢献」

・地域社会と連携した教育課程の編成や地域の課題解決に向けた研究の推進など、地域の経済・社会、雇用、文化の発展に寄与する取組を支援

・大学間、自治体・産業界等との連携を進めるためのプラットフォーム形成を通じた大学改革の推進を支援

タイプ4「社会実装の推進」

・産業連携本部の強化や企業との共同研究・受託研究、知的財産・技術の実用化・事業化、産業界と連携した社会実装の推進に向けた取組を支援

文部科学省 私立大学等改革総合支援事業 webページ

https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shinkou/07021403/002/002/1340519.htm

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