記事詳細

農業イノベーションに向けて北菱電興株式会社(金沢市)と金沢工業大学が新たな実証研究を開始。高品位いちご研究圃場を白山麓キャンパス内に設置。10月25日開催の「KIT地方創生イノベーションシンポジウム」で初公開

北菱電興株式会社(金沢市)と金沢工業大学ではこのたび、高品位ないちごの生産に向け、新たな実証研究を開始しました。白山麓キャンパス内に研究用の圃場を設置。10月25日(金)13時30分から金沢工業大学白山麓キャンパスで行われる「KIT地方創生イノベーションシンポジウム - Society5.0社会を目指した5G(第5世代移動通信)による教育研究イノベーションの創出」で初公開します。山間部をフィールドにした農業イノベーションは新たな地方創生につながるものとして期待されています。

当日は15時45分からの「産学連携における5G 技術の活用に関して」の中で、北菱電興株式会社 室長の酒元一幸氏から概要が説明されるほか、同社いなほ工場で金沢工業大学と進める、5Gを活用したSmart Smile Factory構想についても初めて発表が行われます。

白山麓キャンパス内に設置された研究用のいちご圃場。遮光カーテンの開閉や肥液も全自動で行われる

KIT地方創生イノベーションシンポジウム
「Society5.0社会を目指した5Gによる教育研究イノベーションの創出」

日時:令和元年10月25日(金) 13時30分~17時(13時開場)

会場:金沢工業大学白山麓キャンパス Innovation Hub(石川県白山市瀬戸辰3-1)

13:30~13:45 オープニング(ご挨拶)
金沢工業大学学長 大澤敏
白山市長 山田憲昭氏
NTTドコモ 執行役員 北陸支社長 川﨑博子氏
13:45~14:15 「“IoT×5G×SDGs によるドコモの協創の取組み”」
NTTドコモ 執行役員 IoTビジネス部長 谷直樹氏
14:15~14:45 「エッジクラウドコンピューティングと空間情報生成の応用例」
KUDAN 執行役員 技術担当 森山聡氏
14:45~15:15 デモセッション・休憩
15:15~15:45 「Society5.0 社会に対応した教育研究について」
金沢工業大学学長 大澤敏
15:45~16:15 「産学連携における5G技術の活用に関して」
北菱電興株式会社 室長 酒元一幸氏
金沢工業大学教授 鈴木亮一
16:15~17:00 研究プロジェクト展示、5G関連技術デモ、農業IoT農圃見学

主催:金沢工業大学

共催:株式会社NTTドコモ北陸支社

協力:北菱電興株式会社

後援:白山市

■お問合わせ先

金沢工業大学産学連携局 TEL:076-294-6740 E-mail : isp@kanazawa-it.ac.jp

研究用いちご圃場(手前)。金沢工業大学白山麓キャンパスは実証実験キャンパスとして平成30年に開設された。地元企業、産業界、自治体との連携を通して「未来の産業を創生する」全学横断型イノベーションプロジェクトを推進。IoT、AI、ビッグデータ、エネルギーマネジメント等を駆使した様々な研究が行われる。

【関連ニュース】

KIT地方創生イノベーションシンポジウム「Society5.0社会を目指した5G(第5世代移動通信)による教育研究イノベーションの創出」を10月25日(金)に開催(2019年10月9日)

KIT金沢工業大学

  • Hi-Service Japan 300
  • JIHEE
  • JUAA
  • SDGs

KIT(ケイアイティ)は金沢工業大学のブランドネームです。

Copyright © Kanazawa Institute of Technology. All Rights Reserved.