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経営情報学科と情報工学科のチーム「EOFE」が「データ/AI利活用:全国大学ビジネスプランコンテスト(大学ビジコン)」で入賞。機械学習を用いた土砂災害予測を提案

チーム「EOFE」は機械学習とLPWAを利用した土砂災害予測プラットフォームを提案し、受賞した


金沢工業大学の経営情報学科と情報工学科のチーム「EOFE」が平成31年4月23日(火)に新丸ビル(東京都千代田)で開催された「データ/AI利活用:全国大学ビジネスプランコンテスト(大学ビジコン)」(主催:日本経済新聞社 後援:経済産業省、文部科学省、北海道大学、東北大学、東京大学、東京工業大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学、国立情報学研究所、産業技術総合研究所、日本経済団体連合会)で「NEC賞」を受賞しました。


チーム「EOFE」は 情報フロンティア学部 経営情報学科の伊東弘人さん(代表)、工学部 情報工学科の渡辺魁さん(プログラマー担当)と社会人エンジニアの吉岡丈一さんの3名からなるチーム。


「データ/AI利活用:全国大学ビジネスプランコンテスト(大学ビジコン)」は、全国に広がる広帯域で安全な学術情報ネットワーク(SINET)と高性能な計算環境、データ、AIを用いて社会課題解決やビジネス創出につなげる大学ビジネスコンテストです。日本経済新聞社が主催する、人工知能(AI)の活用をテーマにした初のグローバルイベント「AI/SUM(アイサム)」の一環として開催されました。


チーム「EOFE」は平成31年3月に行われた「全国DATA/AI IDEATHON」(主催:東京大学 共催:三井不動産株式会社、国立情報学研究所、株式会社日本経済新聞社)で上位3チームに選ばれ、当大会に進出しました。


チーム「EOFE」が提案したのは「機械学習とLPWAを利用した土砂災害予測プラットフォーム」。従来の土砂災害警報が全国一律のパラメーターを用いていて植生や地質などの違いが考慮されてない点や災害予測の精度が高くないことから、土壌水分センサーと、「みちびき」(準天頂衛星システム)と連携した純国産の測位システムや三軸ジャイロセンサーを搭載したエッジ端末を斜面に設置し、そこから得られたデータと、降水量などのオープンなリアルタイムデータや、地質、地形、植生等の地形データをもとに、機械学習を用いて、崩壊確率や崩壊開始時刻を高精度に予測しようとしたものです。

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