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建築学科の竹内研究室のグループが第7回大東建託「賃貸住宅コンペ」指名大学部門において優秀賞を受賞

建築学科の竹内研究室のグループが、第7回大東建託「賃貸住宅コンペ」指名大学部門に参加し、3月3日(日)に行われた公開審査会で優秀賞を受賞しました。

竹内研究室 グループメンバー

・塚越喬之さん(大学院工学研究科建築学専攻 博士前期課程2年)

・森大輔さん( 〃 )

・西川公貴さん(同2019年3月修了、松田平田設計)

・舟生圭吾さん(同2019年3月修了、ナカノフドー建設)

大東建託株式会社が2012年から開催している「賃貸住宅コンペ」は、毎年全国から200点を超える応募提案が集まる難関コンペティションです。第6回からは、一般部門に加えて大学の研究室を対象とした「指名大学部門」が開始されました。首都圏の大学を対象とした第6回に対し、第7回は地方の国立・私立大学を対象として、それぞれの地方が抱えている社会問題を賃貸の仕組みを使って解決する提案が求められました。

コンペへの参加案内を受けた全国の国立・私立大学の研究室から30を超えるエントリーがあり、金沢工業大学竹内申一研究室の他、九州大学、熊本大学、信州大学、東北工業大学の5研究室が指名大学に選出されました。

指名大学部門では、3月に行われた最終審査の前に、審査員やコンペのコーディネーターからコメントをもらう中間審査も開催され、約半年をかけてリサーチと提案を熟考しました。

3月3日(日)に東京国際フォーラムで開催された公開審査会では、5大学がそれぞれプレゼンテーションを行い、千葉学審査委員長(千葉学建築計画事務所/東京大学大学院教授)を始めとした4名の審査委員と1名のゲスト審査委員の議論によって厳正な審査が行われました。

金沢工業大学竹内申一研究室の提案は、金沢への移住を促進するための100日間のお試し暮らし用試住賃貸住宅です。以下に審査委員からのコメントを抜粋します。

「ホテルや賃貸といったビルディングタイプが曖昧になっているところにチャレンジしている点が面白い。」(千葉学審査委員長)

「実際に2、3カ月の試住を経て、移住をした例もあるので、100日間という試住期間の設定にリアリティがある。」(横川正紀審査委員)

コンペの結果は下記サイトの他、建築系のメジャー雑誌である「新建築」4月号にも取り上げられています。

第7回 大東建託 賃貸住宅コンペ 指名大学部門結果発表

https://www.japan-architect.co.jp/kentaku/result/result1_shimei.html

100日試住賃貸── 金沢における「まちなか試住」の提案

東京国際フォーラムで開催された公開審査の様子。左手前が塚越喬之さん、右檀上が森大輔さん

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