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ロボット技術ですべての人々が安全安心に暮らせ、社会に参画できる未来を目指す。ロボティクス学科出村研究室と鈴木研究室が加賀市でスマートインクルージョン実証実験開始

ロボティクス学科出村研究室と鈴木研究室が加賀市でスマートインクルージョンの実証実験を開始します。3月8日、9日に加賀市の介護老人保健施設、障害者支援施設、加賀市医療センターを視察。ヒアリングを行い、障害のある人の介護や生活支援へのロボット活用を調査しました。両研究室ではこの調査にもとづき、すでに所有している生活支援ロボットや新たに開発するロボットを使用して次年度から共同で実証試験に臨みます。


実証試験では障がい者や高齢者の行動類似度や身体的特徴をロボットやシステムが認識して、それに応じてロボットが自律的に行動。その場にいる人々の支援や能力を引き出すことができる信頼できる環境のあり方を追究します。障がい者や高齢者の行動認識については鈴木研究室が取り組み、出村研究室はロボットの自律行動を担当します。


スマートインクルージョンとはAIやIoT、ブロックチェーンなどの最新技術を使ったサービスを障がいのある人の視点で開発・活用し、障がいのある人もない人もすべての人々が安全安心に暮らせ、社会に参画できる未来を目指す取り組みです。

加賀市では2018年7月、全国に先駆けて「スマートインクルージョン推進宣言」を表明し、 誰もが安全安心に暮し、社会に参画できる都市(まち)づくりを推進しています。

写真左  出村教授。中央 宮元加賀市長。英国ハートフオードシャー大学など関係者と(3月7日 加賀市役所)

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