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イノベーション創出に向けた「文化を超えた共創教育」。ロボティクス学科の学生がアジアの大学生と国際チームを組み、韓国・嶺南大学で自律型電気自動車の設計製作に取り組む

金沢工業大学ロボティクス学科の学生が平成30年7月9日(月)から14日(土)まで韓国の嶺南大学で開催されたInternational Capstone Design Project Camp 2018に参加し、アジアの学生と共同で自律型電気自動車の設計製作に取組みました。

International Capstone Design Project Campは、アジアの大学を中心に学生が集い国際チームを編成し、実社会の技術的課題に関して解決策の創出から設計・製作までを実践していくキャンプです。

金沢工業大学からは大学院機械工学専攻博士前期課程1年の荒木雄大郎さん(河合研究室)、ロボティクス学科4年 松田統志さん(鈴木研究室)、同4年 南雲政裕(河合研究室)さん、同4年 鈴木志昇(村尾研究室)さんが参加。鈴木亮一教授と河合宏之教授が同行しました。

また日本からは金沢工業大学のほか芝浦工業大学も参加。韓国、シンガポール、タイの学生たちと国際チームを組み、車体設計や構造解析、ギアボックスの設計、Arduinoとレーザセンサを用いた制御用プログラムの考案、製作加工から実装、試走、評価までのすべてを5日間で実践しました。

当プログラムでは連日、英語での活発な議論と夜遅くまでの実践活動が行われ、生活習慣の違いや文化の違いも併せて体験できるため、グローバルに活躍できる人材には何が求められるかを学ぶ絶好の機会となっています。

嶺南大学と金沢工業大学のロボティクス学科は、長きに亘って教員レベルでの交流があり、デザインプロジェクトキャンプをはじめとしたさまざまな交流プログラムに学生たちが参加してきました。ロボティクス学科では今後も、イノベーション創出に向けて、「世代・分野・文化を超えた共創教育」の一層の充実を図っていく考えです。

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