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第51回 全国建具フェアが産業展示館4号館で開催。
金沢工業大学より川崎研究室とDK art caféプロジェクトがそれぞれ出展

一般社団法人全国建具組合連合会・石川県建具協同組合が主催する全国建具フェアが、6月17日(土)~18日(日)にかけて産業展示館4号館で開催されます。長年築き上げた伝承の技、日本独自の文化である建具の魅力を広く世界に発信するイベントで、今年で51回目の開催となります。当日は全国から集まる建具関係の企業がブースを多数出展します。

金沢工業大学でも出展ブースを設けることになっており、ブースのデザインは川崎研究室が担当します。また「地方創生・商店街活性化・DK art cafeプロジェクト」(以下DK art caféプロジェクト)も飲食ブースやイベントなどで出展することになっています。

金沢工業大学のブースは、川崎研究室が考案し、月見光路などでデザイン開発してきた平板構造システム(Flexible Boarding System、以下「F.B.S」)や、F.B.Sが石川樹脂工業㈱によりプラスティック製造され商品化された「Kumita」を用いてデザインされます。月見光路などの紹介の他、学校紹介のコーナーも設け、参加される企業の方や一般来場者に向けたPRを行います。

DK art caféプロジェクト(リーダー:経営情報学科4年 山田陽樹さん。担当教員:松林賢司 経営情報学科教授)は金沢工業大学の学生による課外教育研究プロジェクトで、竪町に実際の店舗として開設された「DK art café」の企画・運営を通じて日頃学んでいるマーケティングや経営分析などをリアルな課題で実践しています。店舗では地産地消にこだわった地元食材を提供しており、今回の建具フェアでは飲食ブースとしてその一部を展開します。飲食ブースは金沢工業大学のブース同様、石川樹脂工業㈱の「Kumita」を用いてデザインされることになっています。また、セグウェイを用いた一般参加者向けのイベントも予定しています。

本イベント主催の石川県建具協同組合 理事長(一社)・全国建具組合連合会石川大会 実行委員会 委員長である石森良洋氏は金沢工業大学 経営情報学科のOBで、㈱石森木工の代表取締役でもあります。今回㈱石森木工が製作した「百万石 黄金の茶室」が全国初展示されることになっています。これは天正14年(1586年)に豊臣秀吉が披露した黄金の茶室を再現した豪華なもので、金色に輝く圧倒的な美しさで人々を魅了します。

建具フェア開催期間中は来場者数3万人を見込んでいます。これまでの建具フェアでは建具に関係する企業の方向けの展示が主であったのですが、今回からは一般参加者向けの展示も多くなる予定です。様々な立場の方に金沢工業大学の魅力を伝えるよい機会となりそうです。

第51回全国建具フェア http://www.ishikawatategu.or.jp/ishikawa2017.html

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