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経営情報学科の新しい学習・研究施設「マネジメント・ラボ」(愛称)が15号館4・5階に完成。
学生のアイデアで、新しい発想を生み出す空間が出現。

2015年3月に竣工した新15号館の4・5階に経営情報学科の新しい学習・研究施設「マネジメント・ラボ」(愛称)が完成、運用を開始しました。

マネジメント・ラボの内装設計と運用ルール作りには経営情報学科4年次の学生10名が美化委員会(委員長:三木郁夫さん)を組成して、使用する学生の目線で広く意見集約を行い設備や情報環境の問題の洗い出しから、空間構成の提案、空間利用のルール策定までを行いました。「LANやコンセントが少ない」、「4年生のための専用エリアを設けたい」など、利用する学生自身がアイデアを出し、実際の空間に積極的に反映していきました。

マネジメント・ラボでは今まで研究室ごとに分けられていた学生のゼミ室がオープンスペースとなり、共用できる空間が生まれました。4年生が取り組む卒業研究、授業におけるグループディスカッションなどで利用が始まっています。共用空間の採用により、研究室・学年を縦断したつながりや、コミュニケーションの活発化などが期待されます。

4階のオープンスペースには、個人で利用できるスペース、グループの討論に利用できるスペースのほか、研究用のコンピュータが設置されたスペースが設けられました。このコンピュータ・スペースでは、データ収集、データ分析、企業情報・金融情報の検索、画像処理などのソフトを利用することができ、おもに経営情報学科の教員・4年生・大学院生が研究に用いています。また、5階のラウンジには来客用の打ち合わせ応接スペースと小セミナーを行うことのできる場所も設けられました。

マネジメント・ラボのオープンスペースには、大学の他のスペースとの差別化の目的で、地元・野々市市の手作り木製オリジナル家具製造販売業の「つばきや」が特別に制作した町屋家具(連子や鎧つくり等を採用した木製の本棚とパーティション)が設置されています。この町屋モチーフの本棚とパーティションにより野々市本町通りや、金沢のひがし茶屋街にある歴史的建造物の雰囲気を感じることができ、その空間に石川県らしい彩りと物語(ストーリー)が添えられました。

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