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電気代約3円分のエネルギーで76.4Kmを走行
夢考房チーム新車両「wake」がチーム新記録
夢考房エコランプロジェクトが2014年5月5日 (月)に秋田県の大潟村ソーラースポーツラインで開催された自作EVカーによる競技会「2014ワールド・エコノ・ムーブ」でチーム新記録を出しました。
競技は2時間の競技時間で、大会から支給された電気代約3円分のバッテリーを使いきって何キロ走行したかを競います。
夢考房エコランプロジェクトは今大会出場にあたって新車体「wake」を製作、チーム新記録となる76,446.86mを走行しました。
新車両「wake」の特徴
・空気抵抗低減のためタイヤのサイズを20インチから14インチに変更。それに伴いモータの巻線も変更
・カウル(車体カバー)を一から作り直し、空気抵抗を低減
・3輪操舵を導入(エコランは前輪2輪、後輪1輪の三輪車両)。曲がる際に前輪だけでなく後輪も動かすことで、前輪の舵角を小さくしてカーブ時のエネルギーロスを低減
・回生ブレーキ(運動エネルギーを電気エネルギーに変換して回収することで制動として利用する電気ブレーキ)で回収したエネルギーを動力に生かす効率を高める。