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教育、研究の一層の充実・強化を目指し、佐藤教務部長、花岡工学部長が副学長に就任

金沢工業大学は、2014年4月1日から、佐藤恵一教務部長・教授と花岡良一工学部長・教授が副学長に就任します(任期は2年)。

佐藤教授は教育担当副学長、花岡教授は研究担当副学長として、教育研究の一層の充実と強化を図ります。

 

[教育の取り組みについて]

金沢工業大学は、問題発見から解決にいたる過程・方法をチームで実践しながら学ぶ「プロジェクトデザイン教育」をカリキュラムの主柱に置き、「自ら考え行動する技術者の育成」を目指しています。

世界を代表する97の大学・高等教育機関で導入されている「CDIO」(Conceive、Design、Implement、Operate)や、ユーザーを想定して何が問題で何を解決すべきかを考える「デザインシンキング」の手法も取り入れ、イノベーションを創出できる人材育成に向けた教育のさらなる充実を図ってまいります。

 

[研究の取り組みについて]

金沢工業大学は「扇が丘キャンパス」「やつかほリサーチキャンパス」など、国内外に、プロジェクト研究単位で35の研究所を設置し、学生と教員、企業が連携して、多様な解のある問題に取り組んでいます。

 文部科学省が日本の国際競争力を世界トップクラスにするため平成25年度から開始した「革新的イノベーション創出プログラム」(COI STREAM)中核拠点にも私立大学で唯一、選ばれています。

今後も、人や社会に役立つイノベーション創出にむけて、研究活動を積極的に推進し、得られた知見の情報発信に努めてまいります。

 

また、現在の4名の副学長は3月31日で副学長職を退任し、4月1日から、水野一郎副学長(教育支援担当)は教育支援機構顧問、金原勲副学長(研究支援担当)は研究支援機構顧問、COI研究推進機構顧問、久保猛志副学長(教育点検評価支援担当)は教育点検評価部顧問、山部昌副学長(産学連携教育支援担当)は工学部機械工学科教授、ものづくり研究所所長となります。

 

 

【副学長の紹介】

 

佐藤 恵一(さとう けいいち) 

副学長(教育担当) 教授・工学博士 63歳

専門分野:流体工学、高速液流工学、ウォータージェット、キャビテーション、バブルダイナミクスに関する研究

東北大学工学部機械工学科卒業。同大学大学院工学研究科機械工学専攻博士課程修了。1977年本学助教授就任、1983年教授就任。1999年ローズハルマン工科大学招聘教授。2001年度東北大学流体科学研究所客員教授。機械系主任、教務部副部長などを歴任。現、教務部長。2014年4月副学長就任予定。

 

 

花岡 良一(はなおか りょういち)

副学長(研究担当) 教授・工学博士 64歳

専門分野:電力工学、高電圧工学。気体、液体、固体絶縁物の電気伝導と破壊メカニズム、ER・MR流体、EHD現象に関する研究

金沢工業大学電気工学科卒業。金沢大学大学院工学研究科電気工学専攻修士課程修了。1972年本学助手就任。講師、助教授を経て、1996年教授就任。1987年東京工業大学で学位取得。1993年から1年間マサチューセッツ工科大学高電圧研究所客員研究員。工学部副学部長や光電磁場科学応用研究所所長などを歴任。現、工学部長、電気・光・エネルギー応用研究センター所長。2014年4月副学長就任予定。

 

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