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心理情報学科の学生プロジェクト「PMP」が
『におい・かおり環境賞』を受賞
金沢工業大学の感動デザイン工学研究所を拠点とし、心理情報学科1・2・3年生が中心となって、地域の企業・団体等を顧客に「心を探り、心に届くマーケティング」を課外活動で実践している産学連携教育プロジェクトPMP(Psychological
Marketing Project)が、公益社団法人におい・かおり環境協会の『におい・かおり環境賞』を受賞しました。
PMPはこれまで下記の活動に取り組んできました。
- 平成21年度の成果である石川県立金沢商業高等学校と地元企業、株式会社箔一との高大連携・産学連携として共同開発したあぶらとり紙の実績
- 平成22年度の成果である野々市町行政と町民の「まちづくりに対する思い」を香りとして表現した「野々市の香り」の実績
このたびの受賞は、PMPが香りで地域を表現し、伝統工芸と結びつけた商品開発を行ってきたこと、そして、香りの役割を体験する取り組みを通じて地域の良好なにおい・かおり環境の創出と保全、向上に取り組んできたことなど、プロジェクト活動を通じた地域の活性化が評価されたものです。
なお、いずれの香りも高砂香料株式会社のご協力のもと開発されました。
受賞式は5月25日に中野サンプラザにて行われ、指導教員である心理情報学科 神宮英夫教授が出席し表彰状と楯が授与されました。
この受賞をきっかけに、学生メンバーへの香りの興味・感心が深まり、産学連携による商品開発の次の活動成果につながればと期待されます。