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放送電波から直流電源を作り出すレクテナ(整流回路を持つアンテナ)を設計・制作・評価。大学院の岸本大輝さんが国際会議「2018 Thailand-Japan MicroWave」でYoung Researcher Encouragement Awardを受賞

大学院博士前期課程2年の岸本大輝さん(工学研究科電気電子工学専攻、伊東健治研究室)が、国際会議「2018 Thailand-Japan MicroWave(TJMW2018)」にて、Young Researcher Encouragement Awardを受賞しました。

TJMW2018は、電子情報通信学会主催によるもので、タイ王国のキングモンクット工科大学ラートクラバン校(King Mongkut's Institute of Technology Ladkrabang)で6月27~29日に開催されました。

岸本さんは「The 500 MHz Band High-Sensitivity Rectenna with the High-Impedance Folded Dipole Antenna with slits」の講演タイトルでポスター発表を行いました。放送電波から直流電源を作り出すレクテナの開発は、無電源センサーへの応用などを期待され、世界中で盛んに行われています。岸本さんは、素子にスリットを設けることで高インピーダンス化したアンテナを用いた、微弱電力レクテナに関する発表を行いました。岸本さんは整流回路の設計・制作・評価を行い、発表にまとめました。

岸本さんの受賞したYoung Researcher Encouragement Awardは、学会の賞のうち、2番目のアワードとなり、岸本さんを含む6名が選ばれています。

【関連リンク】

2018 Thailand-Japan Microwave (TJMW2018)

伊東健治研究室(電気電子工学科)

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