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建築を学ぶ姉妹都市ナンシーの学生たちと金沢の文化資源を発見し提案。国際ワークショップ「生き続ける金沢の歴史的都市・建築空間」成果発表会・講評会を開催しました

建築を学ぶ日仏の学生が、金沢の新たな文化資源を発見し提案する国際ワークショップ「生き続ける金沢の歴史的都市・建築空間」の成果発表会および講評会を、4月21日(土)14時から18時まで、金沢学生のまち市民交流館、交流ホール(金沢市片町2丁目5番17号)で開催しました。

当ワークショップはナンシー国立高等建築学校(学生11名。教員 Anne Scheou 准教授)と東京理科大学(学生15名。教員 理工学部建築学科 山名善之教授)、金沢工業大学(学生4名。教員 建築学部建築学科 竹内申一教授、戸田穣准教授)の3校の学生30名と教員4名が参加して、4月14日から行われました。

学生と教員は金沢を街歩きし、市民との対話を繰り返しながら金沢の豊かな文化資源を発見し、それらをもとに建築プロジェクトの提案を行います。11のグループに分かれ、「縁」「自然(四季の変化)」「奥(見え隠れ)」(はし(橋、端…))「陰影礼賛」「仮設性、ライトネス」「表/裏」等のコンセプトによって、様々な金沢の諸相を切り取り、「日本の美の再発見」として提案しました。

最終的な提案として、「町家と路地の形式を用いて新しいコミュニティの在り方を提案した集合住居」「卯辰山を登る道行に、この地の魅力に対する気づきを与える小さな建築(フォリー)を置く」「卯辰山寺院群の中に、金沢の自然を体験・理解するための茶室と瞑想空間」などが発表されました。

金沢工業大学は世代・分野・文化を超えた共創教育に取り組んでおり、海外の大学との交流等も積極的に進めています。

最終発表会

提案の一つ「町家と路地の形式を用いて新しいコミュニティの在り方を提案した集合住居」

提案の一つ「卯辰山を登る道行に、この地の魅力に対する気づきを与える小さな建築 (フォリー)を置く」

提案の一つ「卯辰山寺院群の中に、金沢の自然を体験・理解するための茶室と瞑想空間」

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