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夢考房の新建屋が平成29年2月末に完成予定。
アイデアをカタチにできるものづくり環境がさらに充実

 

金沢工業大学のものづくりの拠点「夢考房41」の新築工事が今年(平成28年)4月下旬から始まることになりました。完成は平成29年2月28日を予定しています。

金沢工業大学では世界初の創造空間として1993年5月に「夢考房26」(面積1,000平方メートル)を、そして1998年4月には夢考房41(面積2,000平方メートル)を設置しました。

金属3Dプリンターや樹脂3Dプリンター、金属加工、樹脂加工、木材加工、板金、溶接、パソコン・資料作成などの各ブース、基板製作室や組込み実習室、パーツショップなど、生み出したアイデアをすぐにカタチにできる”ものづくり”環境が整い、年間300日、利用することができます。

学生は課外での自由なものづくりや、プロジェクトデザイン科目で創出したアイデアのプロトタイプ(試作品)への具体化、研究で必要な実験装置の自作などに活用し、年間利用者数はのべ8万人を越えています。

また夢考房41は金沢工業大学の特色ある課外活動プログラムの一つ「夢考房プロジェクト」の活動拠点にもなっています。ロボコン世界一となった「ロボットプロジェクト」や燃費2416km/リットルという国内学生最高記録を持つ「エコランプロジェクト」、モータ、シャーシ、電装部品などほとんどを学生が設計製作し、オーストラリア大陸3,000kmを縦断した「ソーラーカープロジェクト」など、14のプロジェクトが学生主体で活動しています。

今回新築される夢考房41はこれらの夢考房の機能を統合化するもので、地上4階建 延床面積4,994平方メートルという、現在の夢考房26・41の面積の約1.7倍の広さとなり、ものづくり環境がいっそう充実します。

新夢考房41の概要(予定)

【1階】

プロジェクトブース / 樹脂塗装ブース / 溶接ブース / バッテリ充電室 / モータ試験室 / 3Dプリンタ加工スペース / 金属加工ブース / 木工加工ブース / パーツショップなど

【2階】

プロジェクトブース / 試走スペース1 / ミーティングスペース / ミーティングルーム1など

【3階】

試走スペース2 / 作業スペース / ミーティングスペース / ミーティングルーム2 / 工作室 など

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