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「プロジェクトデザインII」に金沢市、野々市市が研究テーマ提供。
地域課題の解決策創出に取り組む

金沢工業大学の2年次前期の必修科目「プロジェクトデザインⅡ」に対し、金沢市と野々市市から研究テーマを提供していただくことになり、4月11日(金)、参加希望学生160名に対して、市の担当者からビジョンやテーマについて解説が行われました。

 

金沢工業大学では学生がチームを組み問題発見、解決に取り組むプロジェクトデザイン教育をカリキュラムの主柱としています。

 

また文部科学省の「Center of Community」(「地(知)の拠点整備事業」)の採択を受けるなど、プロジェクトデザインで身につけた問題発見、解決のスキルを活用して地域社会のリアルな問題に取り組む場づくりにも力を入れています。

 

「プロジェクトデザインⅡ」では専門に関連した問題や自治体から提供されたテーマ等からチームで取り組みたいテーマを決め、解決策を創出します。

学生たちはフィールドワーク等を行い、創出した解決策は今年7月末に発表する予定です。

 

 

提供された研究テーマ

【金沢市】

テーマ

具体例

金沢市の新たな都市像「世界の交流拠点都市」の実現に向けた具体的な施策を考える

都市像の理念を踏まえ、具体的な施策を考える

ものづくりイノベーションによる市民生活の向上

医工連携、地元企業の技術活用など

ICT技術を用いたスマートシティによる市民生活の向上

無線LANの活用、アプリの開発案など

金澤町家の保全活用策について

町家の保全活用策、町家情報館の利用策など

金沢らしい景観の保存・整備について

まちなみ保存施策、夜間景観の整備など

金沢市の道路インフラの整備・充実について

渋滞緩和、バリアフリーなど

 

【野々市市】

テーマ

具体例

地域ブランドの創出について

まつりや集会、暮らし方などといった「その地域で体験できる」無形のもの

野々市市のオープンデータを活用した地域課題の解決について

市のデータを活用した地域の課題解決につながるサービスや各種アプリケーションの開発等

ののいち市民大学校(コミュニティ・カレッジ)の効果的なプロモーション方法について

CI計画、サイン計画、ロゴマーク、ポスター等の提案等具体的なPR方法

 

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